ファタンジーや青春、恋愛物語などさまざまな作品が放送された2024年冬。
アニメの放映後に注目を集めた楽曲やSNSをきっかけに話題となった楽曲が数多くヒットしています。
ロックバンドや音楽ユニット、声優による歌唱によって作品の物語性やテーマ性を伝えるアニソンをこの記事ではピックアップしました。
編集部でセレクトした2024年冬アニメの主題歌やオープニングテーマなどのなかから厳選したラインナップをお届けします。
アニメの世界観が広がる楽曲をぜひ聴いてみてください。
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目次
2024年冬アニメの主題歌・アニソン
■星めぐる詩 / ヨルシカ
ヨルシカの『星めぐる詩』は、2024年2月に配信リリースされた楽曲です。京セラ株式会社が制作した就活生やZ世代向けのオリジナルアニメーション第3弾『今は将来に入りますか。』の主題歌として書き下ろされました。本曲は、夢や目標に向かって努力する人々への応援歌となっています。疾走感のあるメロディーと力強い歌声が、葛藤を抱えながらも未来へ向かって突き進む決意を表現しています。作詞作曲は、ヨルシカのn-buna氏が担当しました。n-buna氏は、本作について「夢を追いかけることの難しさ、それでも諦めずに前に進むことの大切さを歌った」とコメントしています。『星めぐる詩』は、夢や目標に向かって頑張っている人、将来に迷っている人に聴いてほしい一曲です。
■Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
CreepyNutsの『Bling-Bang-Bang-Born』は、2024年1月にリリースされたテレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期のオープニングテーマです。R-指定さんの力強いラップとDJ松永さんの軽快なトラックが特徴的な、アップテンポなヒップホップナンバーです。歌詞は、主人公のマッシュルのように、自分自身の力で道を切り開いていくというメッセージが込められています。サビのフレーズは非常に印象的で、一度聴いたら頭から離れない中毒性があります。また、この曲はTikTokで『#BBBBダンス』というハッシュタグ付きで踊ってみた動画がバズり、幅広い層から人気を集めました。CreepyNutsの代表曲の一つとして、これからも多くの人に愛される楽曲となるでしょう。
■雷櫻 / MAISONdes
2024年1月にリリースされたMAISONdesの『雷櫻』は、疾走感あふれるロックサウンドと力強いボーカルが印象的な楽曲です。櫻の花をモチーフに、愛憎や葛藤といった感情の動きを表現しています。激しい雷雨の中咲き誇る櫻のように、情熱的で儚い恋模様が伝わるでしょう。力強くもはかない歌声が響くサビの歌声は、楽曲に深みを与えています。また、ギターやドラムなどの演奏もエネルギッシュで、聴く者を圧倒します。『雷櫻』は、MAISONdesの音楽性の幅広さを示す楽曲と言えるでしょう。ロックサウンドとボーカルの力強さが合わさった、聴き応えのある作品です。
■ラブコール / シユイ
シユイさんの『ラブコール』は、疾走感のあるロックナンバーです。力強い歌声とエネルギッシュなサウンドが特徴で、聴く人の心を鼓舞するような力を持っています。歌詞は、夢に向かって突き進む決意と、周りの声に惑わされずに自分自身を信じる大切さを歌っています。困難に立ち向かう勇気を与えてくれるような、力強いメッセージが込められています。また、この曲はアニメ『アンデッドアンラック』の第2クールオープニングテーマとして起用されており、作品の持つ雰囲気とシユイさんの力強い歌声が相乗効果を生み出し、作品の世界観をより一層盛り上げています。『ラブコール』は、夢を追いかける人や、自分自身を奮い立たせたい人におすすめの楽曲です。ぜひ一度聴いてみてください。
■晴る / ヨルシカ
ヨルシカの『晴る』は、2024年1月に配信リリースされた楽曲で、TVアニメ『葬送のフリーレン』第2クールのオープニングテーマとして起用されました。疾走感のあるバンドサウンドと、ボーカルsuisさんの力強い歌声が特徴的な曲で、旅立ちや決意をテーマにした歌詞が印象的です。特に、サビのフレーズは、困難な状況にあっても希望を捨てずに前へ進む勇気を与えてくれます。また、曲中にはストリングスやピアノなどの楽器が効果的に使われており、壮大なスケール感を演出しています。『晴る』は、困難に立ち向かうすべての人々にエールを送る、力強いメッセージソングと言えるでしょう。
■果てのない旅 / 鈴木愛奈
鈴木愛奈さんのシングルである『果てのない旅』は、2024年1月にリリース。表題曲は、テレビアニメ『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました』のオープニング主題歌として起用されました。壮大なスケール感と疾走感のあるメロディーが特徴の楽曲で、主人公の旅立ちと成長を力強く表現しています。どこでも続く旅のなかで成長する姿とリンクした歌詞が印象的。『果てのない旅』は、鈴木愛奈さんの力強い歌声が魅力的な、聴く人の背中を押してくれるようなシングルです。
■愛は薬 / wacci
wacciは、2024年に『愛は薬』という楽曲をリリースしました。この曲は、大切な人との絆を歌った、温かいバラードです。ピアノのイントロから始まり、ボーカルの橋口洋平さんの優しい歌声が聴こえてきます。歌詞は、恋人との出会いや別れ、そして再会を、まるで小説のように描いています。愛が人を癒やし、元気づける力を持っているというメッセージが込められています。『愛は薬』は、wacciの代表曲の一つである『大丈夫』のような、温かい雰囲気を持つ曲です。大切な人への愛情を再認識させてくれる、そんな一曲と言えるでしょう。
■ユートピア / 須田景凪
須田景凪さんの『ユートピア』は、2024年1月にリリースされたデジタルシングルです。疾走感のあるロックサウンドに乗せ、理想郷である「ユートピア」への憧憬と葛藤を歌い上げています。歌詞は、社会の矛盾や虚構に満ちた世界に生きる主人公の苦悩と、それでも希望を求める心の叫びを表現しています。サビでは現実を突きつけながらも、前に進む勇気を歌い上げる姿が描かれており、聴く人の心に強い印象を与えます。アニメ『月が導く異世界道中第二幕』のオープニングテーマとして起用されたことでも話題となり、須田景凪さんの代表曲の一つとなりました。
■トーキョーズ・ウェイ! / 私立恵比寿中学
私立恵比寿中学のシングル『トーキョーズ・ウェイ!』は、2024年1月にリリースされました。テレビアニメ『マッシュル-MASHLE-神覚者候補選抜試験編』のエンディングテーマとして起用されました。明るくポップな曲調で、東京を舞台に夢を追いかける少女たちの姿を描写しています。サビではメンバー全員のハーモニーが響き、エネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げます。東京を舞台に、夢を追いかける少女たちの姿を描いた歌詞と、力強いメロディーが印象的な作品です。
■Sesami / Kroi
Kroiの『Sesami』は、2024年1月にリリースされたシングルです。疾走感のあるギターリフと力強いドラムビートが特徴的なロックナンバーで、聴く人の心を奮い立たせるような高揚感を与えてくれます。ボーカルのアンナさんの力強く伸びやかな歌声は、楽曲の持つエネルギーをさらに高めています。歌詞は、夢に向かって突き進む決意と迷いを乗り越える勇気を歌っており、聴く人の背中を押してくれるようなメッセージが込められています。『Sesami』は、テレビアニメ「ぶっちぎり⁈」のオープニングテーマにも起用されており、作品の世界観を盛り上げる効果的な役割を果たしています。Kroiの音楽性とエネルギーを存分に感じることができる『Sesami』は、ロックファンはもちろん、新しい音楽を探している人にもおすすめの一曲です。
■らぶじゅてーむ / 甲田まひる
甲田まひるさんは2024年、アニメ『ぶっちぎり?!』のエンディングテーマとして『らぶじゅてーむ』をリリースしました。軽快なギターサウンドとアラビア音楽風のリズムが特徴的なポップチューンで、疾走感のあるメロディーに乗せて、恋に落ちた少女の甘酸っぱい心情が描かれています。歌詞の内容はフランス語の「愛してる」という意味の「Jet’aime」を日本語風にアレンジしたものです。甲田さん自身の力強く伸びやかな歌声が魅力的で、恋の喜びと切なさを表現しています。アニメのエンディングテーマとして使用されたこともあり、作品の世界観と見事にマッチした楽曲として人気を集めています。
■STICKER!!! / meiyo
meiyoさんの楽曲『STICKER!!!』は、2024年1月にリリースされたデジタルシングルです。疾走感のあるロックサウンドに乗せて、自分らしさを貫く強い意志を歌った作品です。歌詞は、周囲からの圧力や期待に抗い、自分の道を突き進む決意を力強く表現しています。自身のアイデンティティと向き合う葛藤を象徴的に表したフレーズが特徴。また、アレンジにはギターやドラムの激しい演奏に加え、シンセサイザーなどの電子音も取り入れられており、楽曲全体のエネルギッシュな雰囲気を高めています。『STICKER!!!』は、meiyoさんの音楽性とメッセージ性が凝縮された作品であり、聴く人に勇気を与えてくれる一曲と言えるでしょう。
■なまらめんこいギャル / オーイシマサヨシ
オーイシマサヨシ さんの楽曲『なまらめんこいギャル』は、2024年1月より放送されたTVアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』のオープニング主題歌として書き下ろされたポップチューンです。軽快なテンポとキャッチーなメロディーに乗せ、北海道の方言である「なまら」や「めんこい」といった言葉が散りばめられており、明るく元気な楽曲に仕上がっています。歌詞では、主人公が北海道出身のギャルに恋をする様子がコミカルに描かれており、アニメの世界観を存分に表現しています。また、大石昌良さん自身が作詞作曲を手掛けており、彼の音楽性や個性も存分に感じることができる作品となっています。アニメファンはもちろん、ポップな音楽が好きな方にもおすすめの一曲です。
■ディア・パンタレイ / 上坂すみれ
上坂すみれさんのシングル『ディア・パンタレイ』は、2024年2月に発売されました。表題曲は、テレビアニメ『SHAMANKINGFLOWERS』のエンディングテーマとして起用されています。壮大な雰囲気を持つサウンドが特徴で、力強い歌声と美しいメロディーが特徴です。歌詞は、永遠に続く時間の流れの中で、それでも変わらない愛や絆を歌った内容となっています。『ディア・パンタレイ』は、上坂さんの新たな魅力が詰まった一枚となっています。
■終わりに
2024年冬アニメに起用された楽曲を紹介してきました。今回ピックアップした曲のなかで気になったものがあれば詳しくアーティストや楽曲について調べてみるのもオススメですよ。ワクワクするような物語の展開や白熱するバトルシーンなどを盛り上げるアニソンとともに作品をチェックしてみてくださいね。
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