雨の降る日が多くなるとともに、気温も上昇する梅雨の季節。晴れの天気予報が少なくなるこの時期は、寂しさや不安を覚える方もおられるのではないでしょうか。そんな時にこそおすすめしたい、雨をテーマにした楽曲を取り揃えました。お部屋の中でじっくりと雨音を聴きながら楽しめるものから憂鬱な気分を吹き飛ばすものまで、幅広いジャンルの雨ソングが楽しめますよ。春から夏に向かうほんのわずかな期間に心の支えになる音楽をぜひ聴いてみてくださいね。
■RainMan / androp
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豊かな音楽性を持つ楽曲でリスナーの支持を集めるロックバンドのandrop。彼らが2020年9月にリリースしたのがこちらの『RainMan』。大切な人に向けた温かい気持ちを歌った、雨の日のワンシーンを描いた楽曲です。アルペジオ奏法を生かしたギターの優しい音色とボーカルの内澤崇仁さんの歌声がじんわりと心に響きます。つらいことや悲しいこと、人生で起こるさまざまな場面につい不安になる気持ちを包み込んでくれるナンバーです。雨が降る日、なんだかやる気や元気が出ない時にも寄り添ってくれるサウンドに耳を傾けてみてくださいね。
■雨とカプチーノ / ヨルシカ
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若者を中心に圧倒的な支持を集めるロックバンドのヨルシカ。彼らが2019年にリリースしたアルバム『エルマ』に収録された『雨とカプチーノ』は、コンセプトアルバムの物語を描いた楽曲です。青春時代のはかない思い出をイメージさせるような、どこか切ない感情を描いた作品に仕上がっています。うねるベースラインとピアノの音色が絡み合う、ジャジーなバンド演奏から唯一無二の世界観を感じられるでしょう。美しい自然風景を思い浮かべながら、切ない恋物語が展開する雨の歌を聴いてみてはいかがでしょうか。
■雨燦々 / King Gnu
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さまざまな困難が待ち受ける現実に立ち向かう勇気をくれるナンバーといえば、ロックバンドのKing Gnuが2022年にリリースした『Stardom』に収録された『雨燦々』。ミドルテンポのバンド演奏にのせて、幅広い音域を歌いこなす井口理さんの歌声が展開します。誰もが悩み、立ち止まるなかで感じる孤独や不安に寄り添う温かいメッセージが勇気をくれるでしょう。青春時代を過ごす学生をはじめとした、すべての頑張る人をあと押しする雨の日の歌です。
■RAIN / SEKAI NO OWARI
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映画『メアリと魔女の花』の主題歌に起用された『RAIN』。あらゆる音楽性を持つ楽曲をリスナーに届けるバンド、SEKAI NO OWARIが2017年にリリースしました。美しい自然風景を描いた歌詞とともに、ハンマーダルシマーを取り入れた弦楽器の音色が響きます。雨が降る場面をネガティブに描くのではなく、悩みや不安を持っていたことが今の自分を支えているという、温かいメッセージが伝わるでしょう。天気が変わっても、魔法がなくなっても変わることのない素直な心を描く雨ソングです。
■雨音子 / RADWIMPS
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数多くの代表曲を持つロックバンドのRADWIMPS。彼らが2009年にリリースしたアルバム『アルトコロニーの定理』に収録された『雨音子』は、雨が降る日の恋心を描いた楽曲です。歌詞が英詩で描かれており、野田洋次郎さんのなめらかな発声を生かしたメロディーが展開。愛する人と過ごした場面を懐かしく感じて、今もなお高まる感情を描いています。テクニカルかつ爽やかなバンド演奏とともに展開する、青春時代の甘酸っぱい恋愛をイメージさせる雨ソングです。
■雨 / 羊文学
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オルタナティブ・ロックバンドの羊文学が2017年にリリースしたアルバム『トンネルを抜けたら』に収録された『雨』。繰り返すギターリフと女声コーラスから幕をあけるバンドサウンドが印象的です。どこかアンニュイな雰囲気がただよう塩塚モエカさんの歌声と呼応するように展開する、情熱的なバンド演奏からさまざまな感情が伝わってくるでしょう。雨が強く降る場面のなか、離れていく大切な人に別れの言葉を告げる、切なくも力強いメッセージが心に響く雨ソングです。
■rain / 秦基博
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人々の心を温める優しい歌声が魅力のシンガーソングライター、秦基博さん。彼が2013年にリリースした『言ノ葉』に収録された『rain』は、愛しあう2人の感情がすれ違う様子を描いた雨の歌です。新海誠監督が脚本を務めた映画『言の葉の庭』エンディングテーマにも起用されており、物語とリンクした歌詞に仕上がっています。雨が強く降る場面でも、大切な人さえ居れば構わないという、胸が締め付けられるような恋心を描く楽曲です。アコースティックギターの優しい音色が響く、ゆったりとしたバンド演奏に耳を傾けてみてください。
■雨 / 森高千里
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歌手や女優など、幅広い分野で活躍する森高千里さん。彼女が作詞を手がけた『雨』は1990年にリリースされており、雨の日をテーマにしたプレイリストに欠かせない名曲です。美しいストリングスとピアノの音色を生かしたサウンドに絡み合う、彼女の透きとおるような歌声が響きます。雨が降る日、離れていく運命にある2人のドラマチックな場面を描いた恋物語が展開。傘もささずに、雨にぬれていたいという切なくもはかない感情を歌う、サビのフレーズが印象に残る雨の日の歌です。
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