お菓子をテーマに制作された曲。ケーキやキャンディーを歌った邦楽

食後のデザートやおやつ、空き時間のリラックスタイムなどにお菓子を食べる方も多いですよね。

ケーキやキャンディー、クッキーをはじめお気に入りのスイーツを食べることでストレスが発散されることもあるでしょう。

この記事では、お菓子をテーマにした曲を中心に紹介していきますね。

甘いお菓子をモチーフにした恋愛ソングやクールな印象を受ける楽曲など、さまざまな楽曲が発見できますよ。

お菓子を食べたり、作ったりしながら聴いても楽しめるラインナップをぜひチェックしてみてくださいね。

お菓子をテーマに制作された邦楽

■ブラウニー / 和ぬか

和ぬかさんの『ブラウニー』は、2021年にリリースされたポップスです。軽快なメロディーと、恋愛の駆け引きをコミカルに表現した歌詞が特徴です。主人公は、恋愛対象に翻弄されながらも、どこか楽しんでいる様子が描かれています。サビでは甘くスリリングな魅力を持つ相手への気持ちを表現しており、甘く溶けるようなポップサウンドとマッチ。テンポの早い曲調と、和ぬかさんの個性的な歌声が相まって、中毒性の高い楽曲に仕上がっています。

■お菓子作り / SHISHAMO

2013年リリースのアルバム『卒業制作』に収録された『お菓子作り』は、宮崎朝子さん(Vo&Gt)の高校時代の恋愛をモチーフにした楽曲です。甘酸っぱい恋心と、どこか切ない心情を軽快なメロディーに乗せて歌い上げ、青春時代の瑞々しさを鮮やかに表現しています。シンプルなギターコード進行と、宮崎さんの透き通るような歌声が特徴的で、聴く人の心を惹きつけて離しません。サビでは、思いを伝えられずにいる主人公の葛藤が、力強い歌声で表現されています。学生時代、誰しもが経験したであろう、淡い恋の思い出を呼び起こすような楽曲です。

■CANDY CANDY / きゃりーぱみゅぱみゅ

きゃりーぱみゅぱみゅさんによる『CANDYCANDY』は、2012年にリリースされたポップでキュートな楽曲です。中田ヤスタカさんによるプロデュースで、軽快なメロディーと中毒性の高いサウンドが特徴です。歌詞は、恋愛をキャンディに例えて表現しており、甘い恋の喜びや切なさを歌っています。サビのキャンディーと愛情表現を絡めたフレーズは、印象的で耳に残ります。ミュージックビデオでは、きゃりーぱみゅぱみゅさん自身がキャンディの世界に入り込み、カラフルな衣装やセットの中で歌い踊る姿が印象的です。『CANDYCANDY』は、きゃりーぱみゅぱみゅさんの代表曲の一つであり、彼女のキュートな魅力が詰まった楽曲として多くのファンに愛されています。

■カヌレ / CHiCO with HoneyWorks

CHiCOwithHoneyWorksが2016年にリリースした『カヌレ』は、片思いの切なさを歌ったポップチューンです。主人公は、好きな人のために手作りのお菓子『カヌレ』を焼きます。しかし、その思いを伝えることが出来ず、もどかしい気持ちを抱えます。楽曲は、軽快なメロディーとCHiCOさんの力強い歌声が印象的です。サビでは、「カヌレ」という単語を繰り返し、主人公の強い恋愛感情を表現しています。失恋ソングでありながら、どこか温かみを感じさせる『カヌレ』は、多くの人々の共感を呼んでいます。

■オールドファッション / back number

backnumberの『オールドファッション』は、2018年にリリースされたシングル曲です。清水依与吏さんの温かみのある歌声が特徴的なバラードです。歌詞は、現代社会に生きる人々の生きづらさや、どこか物足りなさを感じている心情を表現しています。また、この曲はドラマ『大恋愛～僕を忘れる君と～』の主題歌にも起用されました。ドラマのストーリーとリンクした歌詞は、より一層深い感動を与えてくれます。『オールドファッション』は、現代社会を生きる人々に、大切なものを見つめ直すきっかけを与えてくれる、温かいメッセージが込められた曲です

■レモンパイ / マカロニえんぴつ

マカロニえんぴつが2018年にリリースした『レモンパイ』は、メジャーデビュー前に制作された楽曲です。疾走感のあるメロディーと、甘酸っぱい歌詞が特徴的なロックナンバーです。夢を追いかける若者の葛藤と、それでも前に進む決意を歌った曲として、多くのファンから支持されています。2020年には2ndアルバム「hope」に収録され、再注目を集めました。『レモンパイ』は、マカロニえんぴつの代表曲の一つであり、ライブでも定番曲として演奏されています。

■恋するフォーチュンクッキー / AKB48

2013年にリリースされたAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』は、明るくキャッチーなメロディーと覚えやすいダンスで、幅広い世代から人気を博した楽曲です。作詞は秋元康さん、作曲は伊藤心太郎さんが担当し、80年代ディスコ風のサウンドが特徴です。歌詞は、恋愛や人生における様々な悩みを『フォーチュンクッキー』に託して歌っており、聴く人に元気と希望を与える内容となっています。ミュージックビデオには、当時AKB48のメンバーだった大島優子さん、前田敦子さん、指原莉乃さんらが出演しており、華やかなダンスシーンが印象的です。また、サビの部分で「恋チュン」というフレーズが繰り返されることから、ファンからは「恋チュン」の愛称で親しまれています。『恋するフォーチュンクッキー』は、AKB48の代表曲の一つとして、現在でも多くのファンに愛され続けている楽曲です。

■きのこたけのこ戦争 / 打首獄門同好会

打首獄門同好会は、日本のメタルバンドです。2017年にリリースしたアルバム『やんごとなき世界』に収録された楽曲『きのこたけのこ戦争』は、日本の国民的お菓子である「きのこの山」と「たけのこの里」を題材にしたコミカルなメタルソングです。歌詞では、きのこ派とたけのこ派の対立がコミカルに描かれており、互いにシャウトする掛け合いが起こります。演奏は非常に速く、激しいメタルサウンドで聴く者を圧倒します。この曲は、日本の国民的お菓子を題材にしたコミカルな歌詞と、激しいメタルサウンドのギャップが面白く、ライブでも盛り上がる人気曲です。

■CANDY / 高橋優

高橋優さんによる『CANDY』は、2013年にリリースされたアルバム『BREAKMYSILENCE』に収録されている楽曲です。力強いギターサウンドとストレートな歌詞が特徴的なロックナンバーで、夢を追いかける若者の葛藤と決意を力強く歌い上げています。歌詞の内容で披露される力強いフレーズが印象的で、夢や目標に向かって突き進む強い意志を感じることができます。また、AメロやBメロでは、周囲からの圧力や期待に応えられずに苦しむ様子も描かれており、夢を追いかけることの難しさや葛藤も表現されています。『CANDY』は、夢を追いかける全ての人々に勇気を与えてくれる力強い応援歌と言えるでしょう。

■神山羊 / アイスクリーム

神山羊さんの2019年リリースのアルバム『ゆめみるこども』に収録された『アイスクリーム』は、疾走感のあるギターサウンドと切ないメロディーが印象的なナンバーです。大人になりたくないという少女の葛藤と、そんな彼女を優しく見守る視点が描かれており、青春時代の甘酸っぱい思い出を呼び起こすような楽曲となっています。アイスを買ってきてほしいというキュートな感情が込められており、日常の些細な幸せが歌われています。神山さんの伸びやかで力強い歌声が、楽曲の持つエモさをより一層際立たせています。

■いちごパフェが止まらない / 放課後ティータイム Ⅱ

『いちごパフェが止まらない』は、放課後ティータイムが2010年にリリースしたアルバム『放課後ティータイムII』に収録された楽曲です。軽快なロックサウンドに乗せて、女の子たちの甘い誘惑をコミカルに歌った曲です。歌詞には、いちごパフェを「別腹レベルの謎」や「ブラックホール」と表現するなど、ユーモアあふれるフレーズが散りばめられています。演奏面では、ギターの歪んだサウンドやパワフルなドラムが印象的です。また、キーボードやコーラスも効果的に使用されており、楽曲に彩りを添えています。『いちごパフェが止まらない』は、放課後ティータイムのライブでも定番の曲であり、観客を盛り上げる一曲として人気があります。

■陽キャJKに憧れる陰キャJKの歌 / 音莉飴

音莉飴さんは、2021年に『陽キャJKに憧れる陰キャJKの歌』をリリースしました。この曲は、陽気で明るいJKに憧れる陰キャJKの心情を歌ったポップチューンです。主人公は、陽キャJKのようにキラキラ輝きたいと願っていますが、自分とは違う彼女たちの姿に、どこかコンプレックスを感じています。それでも、自分らしさを大切にしながら、一歩ずつ前に進んでいくという決意を歌っています。アップテンポな曲調とコミカルな歌詞が印象的なこの曲は、聴く人に勇気を与えてくれる応援歌と言えるでしょう。

■終わりに

お菓子を食べると心がワクワクしたり、落ち着いたりとリラックスできるものですよね。お気に入りのお菓子を手元に置いておくだけでも、楽しみが一つ増えるという方もおられるかと思います。ロックやポップス、バラードなどさまざまな楽曲に使用されているお菓子の楽曲を聴いて、じっくりと癒やされる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。