【洋楽】アクション映画を盛り上げる主題歌・挿入歌

白熱するバトルシーンやカーアクション、登場人物の活躍するシーンが魅力的なアクション映画は、世界中の人びとから人気を集めていますね。

アメリカ映画を中心とした、ダイナミックな場面が楽しめる映画が毎年公開されています。

そこでこの記事では、アクション映画を盛り上げる曲をまとめてピックアップしました。

作中の物語に寄り添うような楽曲からオープニングやエンディングを飾る楽曲まで紹介していきます。

映画ファンだけでなく、洋楽が好きな方もぜひチェックしてみてくださいね。

【洋楽】アクション映画を盛り上げる曲

■Next Level / A$ton Wyld

A$tonWyldの楽曲『NextLevel』は、2019年にリリースされたエレクトロニック・ダンスミュージックです。映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のサウンドトラックにも収録されました。力強いビートとエネルギッシュなシンセサイザーサウンドが特徴的な楽曲で、映画のカーアクションシーンを盛り上げるような疾走感があります。また、A$tonWyldさん自身が作詞作曲を手掛けており、彼の個性的な音楽性が存分に表現されています。『NextLevel』は、映画ファンだけでなく、EDMファンからも人気を集めた楽曲です。現在も多くの音楽配信サービスで聴くことができるので、ぜひ一度聴いてみてください。

■All The Stars / Kendrick Lamar, SZA

ケンドリック・ラマーさんとSZAさんによる楽曲『All The Stars』は、2018年公開の映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックに収録されています。壮大なストリングスと力強いビートが特徴的なこの曲は、映画の世界観を完璧に表現しており、希望と力強さを感じさせてくれます。ケンドリック・ラマーさんの力強いラップとSZAさんのソウルフルな歌声が絶妙に絡み合い、聴く人を惹きつけます。映画のテーマである「アフリカの誇り」を歌詞で表現しており、メッセージ性の高い楽曲となっています。『All The Stars』は、作品を象徴する曲として、世界中で愛されています。

■Bellbottoms / The Jon Spencer Blues Explosion

『Bellbottoms』は、アメリカのロックバンド、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが1994年にリリースしたアルバム『Orange』に収録されている楽曲です。この曲は、激しいギターリフとパワフルなドラムが特徴的なロックナンバーです。歌詞は、主人公が街を歩き、人々から注目される様子を描写しています。映画『ベイビー・ドライバー』の車が街を駆け抜けるシーンで使用されたことでも話題を呼びました。ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンは、精力的なライブ活動で知られており、『Bellbottoms』もライブで頻繁に演奏される人気曲です。この曲は、1960年代のロック音楽の影響を受けたとされており、当時の音楽シーンへのオマージュとも言えるでしょう。

■No Time To Die / Billie Eilish

ビリー・アイリッシュさんの『No Time To Die』は、2021年公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌として制作された楽曲です。映画の世界観に合わせ、壮大でメランコリックな雰囲気を漂わせる仕上がりになっています。力強く繊細な歌声で、愛する人との別れや喪失感、そしてそれでも前に進む決意を表現しています。楽曲はオーケストラをバックに、ピアノやストリングスが美しい旋律を奏でます。サビでは彼女の歌声が力強く響き、映画のクライマックスシーンを彷彿とさせるような盛り上がりを見せます。映画ファンはもちろん、そうでない人にもおすすめできる、心を揺さぶる名曲と言えるでしょう。

■I Will Always Love You / Whitney Houston

ホイットニー・ヒューストンさんが歌う『I Will Always Love You』は、1992年公開の映画『ボディガード』の主題歌として大ヒットした楽曲です。もともとはカントリー歌手のドリー・パートンさんが作曲し、1974年に発表した曲ですが、ホイットニー・ヒューストンさんのバージョンは、映画のストーリーと相まって世界的な大ヒットとなりました。力強くも繊細な歌声と、壮大なメロディーが特徴的なこの曲は、愛する人への深い愛情と、別離の切なさを表現しています。映画『ボディガード』の挿入歌として使用されたことにより、世界中で愛される名曲となり、ホイットニー・ヒューストンさんの代表曲となりました。現在でも、多くのアーティストにカバーされ、愛され続けています。

■You Could Be Mine / Guns N’ Roses

ガンズ・アンド・ローゼズ『You Could Be Mine』についてガンズ・アンド・ローゼズによる『You Could Be Mine』は、1991年にリリースされた楽曲です。映画『ターミネーター2』の主題歌として使用され、パワフルなサウンドと印象的なメロディーで世界中のファンを魅了しました。スラッシュによるギターリフから始まるこの曲は、アクセル・ローズの力強いボーカルとバンドの演奏が炸裂するハードロックナンバーです。歌詞は、愛と喪失、そして希望をテーマにした内容で、映画のストーリーと見事にマッチしています。『You Could Be Mine』は、ガンズ・アンド・ローゼズを代表するヒット曲の一つであり、現在でも多くのファンに愛されています。ライブでも定番曲として演奏されており、その盛り上がりは常に最高潮に達します。

■In the Meantime / Spacehog

イギリスのロックバンド、Space hogの代表曲『In the Meantime』は、1995年にリリースされた彼らのデビューアルバム『Resident Alien』に収録されています。力強いギターリフとキャッチーなメロディーが特徴的なロックナンバーであり、ボーカルのロイストンのソウルフルな歌声も魅力です。歌詞は、人生の困難や不安に直面しながらも、前向きに進んでいくというメッセージが込められています。この曲は、1996年に映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：Volume 3』のサウンドトラックに使用されたことで、世界中でヒットしました。

■Shape of My Heart / Sting

スティングさんの楽曲『Shape of My Heart』は、1993年にリリースされたアルバム『Ten Summoner’s Tales』に収録されています。映画『レオン』の挿入歌として使用されたことで、幅広い世代に知られる名曲となりました。この曲は、スティングさん自身が作曲し、ギタリストのドミニク・ミラーさんと共同で作詞しました。歌詞は、愛する人への深い愛情と喪失感を描いています。メロディーは、スティングさんの特徴である優しい歌声とギターのシンプルな伴奏で構成されています。曲調は、静かで落ち着いた雰囲気で、聴く人の心を癒します。『Shape of My Heart』は、スティングさんの代表曲の一つであり、多くのアーティストにカバーされています。現在でも、世界中で愛され続けている名曲です。

■Danger Zone / Kenny Loggins

ケニー・ロギンスさんの楽曲『Danger Zone』は、1986年公開の映画『トップガン』の主題歌として大ヒットしました。軽快なシンセサイザーと力強いギターサウンドが特徴的なロックナンバーで、映画のオープニングを飾るのにふさわしい、高揚感と緊張感を煽るような曲調となっています。歌詞は、戦闘機のパイロットが危険な空域に飛び込む様子を歌っており、命懸けの任務に挑む彼らの勇気と覚悟を表現しています。映画のヒットと共に、この曲も世界中で大ヒットし、ケニー・ロギンスさんの代表曲となりました。2022年公開の映画『トップガン マーヴェリック』でも使用され、再び注目を集めています。

■The Magic Number / De La Soul

デ・ラ・ソウルの『The Magic Number』は、グループのデビューアルバム『3Feet High and Rising』に収録されています。 『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』エンディング曲に起用されており、作品の世界観を彩る楽曲として注目を集めました。この曲は、ヒップホップグループのデ・ラ・ソウルが3人組であることをユーモアたっぷりに表現しています。軽快なトラックに乗せて、メンバーの個性や音楽に対する情熱を歌っています。サビで繰り返されるフレーズは、3人組であることの強みを強調しています。また、ヒップホップの要素を巧みに取り入れながら、独自のスタイルを確立している彼らの魅力が詰まった楽曲と言えるでしょう。『The Magic Number』は、デ・ラ・ソウルの代表曲として長年愛され続けています。ヒップホップファンはもちろん、音楽好きなら誰もが楽しめる1曲です。

■Where Is My Mind? / Pixies

ピクシーズの『Where Is My Mind?』は、1988年にリリースされたアルバム『Surfer Rosa』に収録されている楽曲です。静かなイントロから始まり、次第に激しさを増していく曲調が特徴です。ボーカルのブラック・フランシスさんの独特な歌声と、バンドの力強い演奏が相まって、聴く人を惹きつけます。歌詞の内容は、夢と現実の境界線を探求するような内容で、解釈は人それぞれに委ねられています。この曲は、映画『ファイト・クラブ』のエンディングテーマに使用されたことで、広く知られるようになりました。近年では、多くのアーティストによってカバーされており、その影響力の大きさを伺えます。ピクシーズの代表曲の一つであり、オルタナティブ・ロック史に残る名曲として評価されています。

■Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! / Dean Martin

ディーン・マーティンさんが歌う『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』は、クリスマスの定番曲として長年愛されている楽曲です。ビング・クロスビーやフランク・シナトラなど多くのアーティストによってカバーされていますが、ディーン・マーティン版は特に人気が高く、軽快なテンポと甘い歌声が特徴です。映画『ダイ・ハード』のエンディングに起用された曲としても知られています。歌詞は雪景色を眺めながら、暖炉のそばで愛する人と過ごす幸せを歌っています。冬の寒さや吹雪も、二人の愛情があれば乗り越えられるというメッセージが込められています。クリスマスシーズンになると、街中でこの曲が流れるのを耳にする機会が増え、冬の訪れを実感させてくれます。温かい気持ちになれる『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』は、クリスマスの定番曲としてこれからも多くの人に愛され続けるでしょう。

■終わりに

お気に入りのアクション映画を見ながら大好きな音楽をじっくりと聴くのも映画ファンの楽しみの一つですよね。ワクワクするような場面をさらに盛り上げる楽曲は映画に欠かせないものです。紹介した映画をご存じの方も、これからご覧になる方も白熱するアクション映画に寄り添う楽曲をぜひ聴いてみてくださいね。