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ベースソロがかっこいい邦楽。低音が響く人気曲15選

ベースソロが光る邦楽は、低音の魅力を存分に感じられるのが魅力です。バンドサウンドの中でベースが主役になる瞬間は、聴いているだけでテンションが上がりますよね。技巧的なフレーズやグルーヴ感のあるソロは、ベース初心者の練習目標にもぴったり。邦ロックからポップス、ファンク寄りの楽曲まで、低音が心地よく響く名曲はたくさんあります。

今回は、ライブや音源で特にベースソロが印象的な人気曲15選を厳選して紹介します。
・ベースラインや低音フレーズに注目して曲を楽しみたい人
・バンド演奏でベースを主役にしたいと思っている人
・かっこいいベースソロを聴いて演奏の参考にしたい人




ベースソロがかっこいい邦楽の3つの特徴


◾️ベースラインが主役になるパート
かっこいいベースソロがある曲は、バンド全体のサウンドの中でベースがしっかり主役になる時間が設けられています。
ドラムやギターが控えめになり、ベースの音が前面に出ることで低音の存在感が際立ちます。
ソロ部分ではスラップ奏法やハンマリングなど、ベーシストの個性を感じられるフレーズが多く、聴いている人を引き込む力があります。
バンドの中でベースがどれだけ光るかが、その曲のかっこよさを左右します。
◾️メロディアスで耳に残るフレーズ
印象的なベースソロは、単に速弾きするだけではなく、メロディアスで耳に残るラインになっています。
ベース特有の低音を活かしつつ、曲全体の雰囲気を引き立てる旋律を奏でるのがポイントです。
ときにはコード進行に沿った滑らかな動きや、ポップなフレーズで観客を魅了することもあります。
ベースが単なる伴奏ではなく、歌うようにメロディを奏でることで、楽曲に深みと高揚感が生まれます。
◾️リズム感とグルーヴが際立つ
ベースソロがかっこいい曲は、リズム感とグルーヴが抜群です。
ベースはリズム隊としての役割も担うため、ソロでもビートを崩さずに心地よいノリを作り出します。
ゴーストノートやシンコペーションを織り交ぜることで、聴いている人の体が自然に動き出すようなグルーヴ感を演出できます。
単調にならず、リズムと音の間を巧みに操ることで、曲全体が引き締まり、ベースの魅力が最大限に発揮されます。
ベースソロがかっこいい邦楽。低音が響く人気曲15選
◾️KICKBACK / 米津玄師
アニメ『チェンソーマン』の主題歌として知られるこの楽曲は、ベースを学ぶ上で避けては通れない挑戦的な一曲です。その最大の魅力は、冒頭から始まるアグレッシブなスラップ奏法にあります。非常に速いテンポの中、指板を激しく動き回るフレーズは、強いアタックと正確な運指が求められます。また、サビ後半の印象的なスライド奏法もこの曲の重要なポイントであり、スピード感を失わずに滑らかに演奏する練習に最適です 。高度な演奏技術を駆使しながら、楽曲全体に圧倒的なパワーとスピード感を与えるベースの存在感を体験できます。
◾️お勉強しといてよ / ずっと真夜中でいいのに。
『ずっと真夜中でいいのに。』の独自の世界観を象徴するこの曲は、ベースラインが非常に際立っています。このベースは、ただリズムを刻むだけでなく、アドリブ的な要素や、複数のリズムが複雑に絡み合う要素が盛り込まれており、その難易度は非常に高いとされています 。カッティングやスライドといったテクニックを巧みに操りながら、楽曲全体を支配するようなグルーヴを生み出しています 。緻密に計算されたフレーズと、その先にある予測不能なノリを体得することで、ベーシストとしての表現力を一段と高めることができるでしょう。
◾️忘れられないの / サカナクション
この楽曲のベースは、プロのミュージシャンからも「変態」と称されるほど、音への深いこだわりが感じられる一曲です。ベースラインは指弾きのメロディアスなフレーズと、親指で弦を叩くスラップ奏法が目まぐるしく入れ替わります 。さらに、ハイポジションを縦横無尽に行き来する運指も加わり、演奏には高い技術が求められます。これらの多彩なテクニックが一体となって、楽曲に独特の疾走感と中毒性を生み出しています。ただ難しいだけでなく、楽曲の雰囲気を豊かにするベースの役割を深く理解できるでしょう。
◾️STRAIGHT FLUSH / シンガーズハイ
Z世代のロックバンドとして注目を集めるシンガーズハイのこの曲は、高速なテンポで力強いグルーヴを維持する能力が試される一曲です。ベースラインは中級者向けとされており 、楽曲全体を力強く押し進めるような、安定したリズムキープが求められます。派手なソロパートがあるわけではありませんが、他の楽器と一体となって、曲に強烈な推進力を与えるベースの存在感を存分に感じられます 。この曲を弾きこなすことは、ベーシストに最も必要な「安定感」と「グルーヴ感」を徹底的に鍛え、バンドサウンドの土台を築く喜びを教えてくれるでしょう。
◾️残機 / ずっと真夜中でいいのに。
『ずっと真夜中でいいのに。』のベースラインの中でも、特にテクニカルで挑戦的な楽曲として知られています。ベーシストの二家本亮介氏による演奏は、超攻撃的なスラップ奏法と指弾き、そしてメロディアスにうねるフレーズが特徴です 。この曲は、高速なテンポで展開されるスラップフレーズと、左手と右手で異なる動きを要求される難易度の高い運指が多用されており 、正確なリズムキープとアタック感が求められます。アニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマとしても知られ、そのアグレッシブなベースラインは聴く人を圧倒します。
◾️丸の内サディスティック / 椎名林檎
この楽曲のベースは、楽曲全体をリードするような圧倒的な存在感を放っています。攻撃的なディストーションサウンドをかけた音色が特徴的で、力強いピッキングや複雑なトリル(ハンマリングとプリングオフの連続)といったテクニックが随所に散りばめられています 。一見するとシンプルなルート弾きが基本にありながらも、要所で光る技巧的なフレーズが、楽曲の独特な世界観を築き上げています。この曲は、ただ楽譜をなぞるだけでなく、音作りや表現のニュアンスまで突き詰めることで、ベースが単なる伴奏楽器ではないことを実感させてくれます。
◾️ストラトキャスター・シーサイド / Suspended 4th
高い演奏技術で知られるSuspended 4thのこの曲は、ベースの限界に挑むかのような超絶難易度を誇ります。高速なテンポで展開される16分音符のゴーストノートや、複雑なプリングオフの連続フレーズは、ツーフィンガーの技術と正確なミュートが不可欠です 。特に、指板を縦横無尽に移動するハイスピードな運指は、練習するだけでも大きな達成感を得られるでしょう。上級者向けの楽曲であり、この曲を弾きこなすことができれば、テクニックはもちろん、リズム感や持久力も飛躍的に向上し、ベーシストとしての大きな自信につながります 。
◾️シュガーサーフ / おいしくるメロンパン
おいしくるメロンパンのこの楽曲は、その爽やかなサウンドの中で、ベースソロがひときわかっこいいと評判です。初心者から中級者まで挑戦しやすい難易度でありながら 、シンプルすぎないメロディアスなラインが魅力です。楽曲の雰囲気を壊すことなく、それでいて確かな存在感を放つベースラインは、アンサンブルの中で自分の音がどのように響くかを意識する練習に最適です。単に難しいフレーズを弾くことだけがベースの魅力ではないことを教えてくれる、表現の奥深さを感じられる一曲です。
◾️芥の部屋は錆色に沈む / キタニタツヤ
ベーシストとしても活躍するキタニタツヤによるこの曲は、緻密に構成されたベースラインが特徴です。中級者向けの難易度とされており 、複雑なリズムやフレーズが楽曲のダークな世界観をさらに際立たせています。特に、他の楽器との連携を意識した繊細なフレーズは、楽曲全体のグルーヴを支えつつ、時にリードするような存在感を発揮します。この曲を通じて、単なるルート弾きを超えた、ベースが持つ多彩な表現力を学ぶことができるでしょう。
◾️FULL HOUSE / GIRLFRIEND
元GIRLFRIENDのベーシストMINAが技巧派なプレイで注目されたこの楽曲は、ベースが「歌う」のではなく、楽曲の雰囲気や波に乗ることを意識して作られたとMINA自身が語っています。Aメロやサビでは、メロディを最大限に活かすために土台を築く役割に徹し、間奏やアウトロではドラムと共にアグレッシブなプレイを見せるなど、楽曲全体に緩急をつけるベースラインが特徴的です。楽曲の主役であるメロディを引き立てる、本当の意味での「ベース」の役割を追求した一曲です。
◾️月並みに輝け / 結束バンド
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の主題歌として人気を博したこの曲は、これからベースを始める人にとって最適な一曲です 。シンプルで弾きやすい運指が意識されており、入門者向けの楽譜も多く存在します。初心者でも、力強い8ビートを刻むことで、バンドの一員として他の楽器と調和しながら、楽曲に確固たるグルーヴを生み出す感覚を養うことができます。この曲は、難しいテクニックに挑戦する前に、ベースの最も基本的な役割と、バンドで演奏する楽しさを教えてくれるでしょう。
◾️世界五分前仮説 / 有形ランペイジ
ボカロPとしても活躍するsasakure.UKを中心に結成された、超絶技巧派バンドの楽曲です。ベースラインは非常に難易度が高く、上級者向けの挑戦的な一曲とされています 。変拍子や複雑なソロパートが随所に盛り込まれており、聴く人を圧倒するテクニカルな演奏が繰り広げられます 。この曲を弾きこなすことは、音楽的な知識と演奏技術の両方を極めることであり、ベーシストとしての可能性を広げたい人にとって、この上ない挑戦となるでしょう。
◾️遠恋 / RADWIMPS
RADWIMPSの楽曲の中でも、特にテクニカルなベースラインが際立つ一曲です。高速で動き回るフレーズと、繊細なニュアンスを両立させる演奏が求められます。原曲のベースは、楽曲が持つ独特の世界観を支えるだけでなく、時にメロディックに主張することで、聴く人の心に深い印象を残します。この曲を弾きこなすことは、正確な運指とリズムキープだけでなく、楽曲の持つ感情をどう表現するかという、ベース演奏の奥深さを知るきっかけとなるでしょう。
◾️Cage / DIR EN GREY
DIR EN GREYのベーシストToshiyaの初期の代表曲の一つで、そのベースラインは今なお多くのベーシストに挑戦されています 。この曲の演奏には、特別な機材が使われており、ヒップショットペグによってレギュラーチューニングからドロップDチューニングへ瞬時に切り替えられるように設定されたベースが使用されました。これにより、楽曲の激しいパートとメロディアスなパートで異なる音色と音程を使い分けることが可能になっています。彼のプレイスタイルは、スラップを多用してアタックを出す方向へと変化しており、この曲はその変遷を感じられる重要な一曲です。
◾️パラレルスペック / ゲスの極み乙女
変則的なバンドサウンドで知られるゲスの極み乙女の楽曲です。この曲のベースラインは、中毒性のあるリフと、要所で聴こえる複雑なフレーズが特徴的です 。ベーシストの休日課長は、その楽曲に合わせたプレイを追求する職人気質なスタイルを持っており、この曲ではループ系のグルーヴを意識してベースフレーズに反映させた可能性があります 。サビに入る前にバンド全体の演奏がブレイクする構成も特徴で、ベースが加わることでよりセクションの変化が強調されます 。難易度は中級者向けとされており 、グルーヴ感を養うのに最適な一曲です。
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