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ベースボーカルの邦楽バンド。かっこいい演奏が魅力のアーティスト15選

ベースボーカルを擁する邦楽バンドは、低音のグルーヴとボーカルの個性が同時に楽しめるのが魅力です。ベースがメロディの中心を担いながら、歌声で楽曲に表情を加えるスタイルは、演奏に深みと力強さをもたらします。ロックやポップス、オルタナティブなどジャンルは多彩で、聴きごたえのある楽曲が揃っています。

今回は、かっこいい演奏と独自の世界観が光る人気バンド15組を厳選して紹介します!
・ベースとボーカルを兼ねる邦楽バンドの魅力を知りたい人
・かっこいい演奏やバンドサウンドに注目して音楽を楽しみたい人
・ベースボーカルならではの演奏スタイルや曲作りに興味がある人






ベースボーカルの邦楽バンド。かっこいい演奏が魅力のアーティスト15選
◾️WANIMA
熊本県出身の3ピースロックバンドWANIMAは、現代の日本音楽シーンで最もよく知られるベースボーカルバンドの一つです。彼らの楽曲は、エネルギッシュで力強く、テレビCMや映画の主題歌にも多く起用されるほど幅広い層に人気を博しています 。ベースボーカルのKENTAが繰り出すベースラインは、ルート弾きが主体でテンポが速く、バンドの勢いを加速させます。彼が左利きであることもまた、そのパフォーマンスに目を引く要素を加えています 。まっすぐな感情を伝える彼らの歌は、リスナーの心に寄り添い、前に進む勇気を与えてくれます。
楽曲レビュー:『GONG』
力強いリズムと前向きなメッセージが詰まったこの楽曲は、WANIMAらしさが凝縮された一曲です。力強いリズムと前向きなメッセージが詰まったこの楽曲は、WANIMAらしさが凝縮された一曲です。ベースの重厚な響きが、メロディの疾走感と見事に融合し、聴く者の心を揺さぶります。迷いや不安を乗り越え、自分らしく生きることを肯定してくれるような、勇気を与えてくれる言葉が散りばめられています。KENTAさんの熱のこもった歌声は、まるで聴き手一人ひとりに語りかけてくるかのように響き、どんな困難な状況にあっても諦めない強さを感じさせてくれます。この曲を聴けば、心が奮い立ち、明日への活力が湧いてくるのを感じることでしょう。
◾️04 Limited Sazabys
名古屋出身の4人組バンド、04 Limited Sazabys(通称:フォーリミ)は、メロコアシーンに新たな風を吹き込んだ革新的な存在です 。ベースボーカルのGENが担当するメインボーカルは、従来のメロコアにありがちな泥臭いイメージを覆す、爽やかで透明感のある歌声が特徴です 。この独特の歌声が、高速なバンドサウンドと融合することで、これまでメロコアに馴染みのなかった若い女性層など、新たなリスナーを数多く獲得しました 。このバンドのスタイルは、ベースボーカルが単なる演奏者ではなく、サウンドの印象そのものを決定づける重要な「顔」となり得ることを示しています。
楽曲レビュー:『fade』
疾走感あふれるギターリフと、力強くうねるベースラインが印象的なこの曲は、まさにフォーリミの真骨頂です。GENさんのハイトーンボイスが軽やかに舞い、疾走するサウンドの中で鮮やかな色彩を放っています。彼らの音楽が持つ、ポジティブでありながらどこか切ない感情の揺らぎがこの曲には表現されています。日々の葛藤や刹那的な瞬間を切り取ったかのような言葉たちが、聴く人の心に深く刺さります。一瞬たりとも目が離せないスリリングな展開が、聴くたびに新しい発見を与えてくれるでしょう。
◾️Hi-STANDARD
日本のパンクシーンにおいて、Hi-STANDARD(通称:ハイスタ)は伝説的な存在として語り継がれています。彼らは1990年代のパンクブームの火付け役となり、多くの後進アーティストに影響を与えました 。彼らの音楽は「速く、うるさく、短く」というパンクの精神を体現しており、メロディックハードコアのルーツとして愛されています 。ベースボーカルの難波章浩は、その熱く力強い歌声と確かなベースプレイで、日本のパンクキッズの憧れの存在であり続けています。
楽曲レビュー:『STAY GOLD』
シンプルながらも強烈なエネルギーを放つこの曲は、まさにハイスタを象徴する一曲です。難波章浩さんのボーカルは、勢いのあるサウンドに負けることなく、リスナーに真っ直ぐに訴えかけます。複雑な装飾を排した音の塊が、胸の奥底から湧き上がる衝動を呼び覚ますようです。この曲が持つ、時代を超えて色褪せない輝きは、多くのバンドに影響を与え、日本のロックシーンの礎を築き上げました。一度聴けば、その圧倒的な存在感とメッセージが忘れられなくなるでしょう。
◾️SHANK
長崎県出身の3ピースメロコアバンド、SHANKもまた、ベースボーカルのバンドとして広く知られています。彼らの音楽は、圧倒的な疾走感と聴きやすいメロディが特徴で、ライブキッズと呼ばれる熱心なファンたちから絶大な支持を得ています 。最大の魅力は、ベースボーカルの庵原将平さんが持つ、心に直接届くような熱くエモーショナルな歌声です。彼の歌声が、SHANKの疾走感溢れるサウンドに深みと説得力を与えています。
楽曲レビュー:『Steady』
この曲は、聴く人の心を一気につかむ圧倒的なスピード感と、キャッチーなメロディラインが同居しています。力強く響くベースラインが、楽曲全体の土台となり、その上で庵原さんの情熱的な歌声が躍動します。言葉の一つひとつに魂がこもっており、聴く人の心に熱い火を灯してくれます。何かに向かってひたむきに突き進む姿を思わせるこの曲は、困難に直面したときに聴けば、背中を押してくれるような力強いエネルギーを与えてくれるでしょう。
◾️HEY-SMITH
大阪発のパンクバンドHEY-SMITHは、サックスやトランペットといったホーンセクションをバンドに加えるというユニークな編成で知られています 。アッパーで爽快なメロディックパンクを鳴らす彼らの中心には、ベースボーカルのYujiがいます。ベースが刻む安定したグルーヴと、ホーン隊が奏でる華やかな旋律が一体となり、ライブでは常に熱狂的な盛り上がりを生み出しています。
楽曲レビュー:『2nd Youth』
ホーンセクションの華やかな音がイントロから鳴り響き、聴く者の気分を自然と高揚させてくれます。この楽曲は、ベースの力強いリズムが、全体のサウンドに安定感と躍動感を与えています。Yujiさんの歌声は、ホーン隊の煌びやかな音色と絶妙に調和し、まるで祝祭のような高揚感を演出しています。何気ない日常の中に隠された特別な瞬間を切り取ったかのような歌詞が、懐かしさと希望を感じさせてくれる一曲です。
◾️ENTH
名古屋を拠点に活動する3ピースメロディックバンド、ENTH。メロコアらしい疾走感を持ちながらも、聴き手の心にすっと入ってくる美しいメロディラインが彼らの大きな魅力です 。このバンドのボーカルはベーシストのdaiponが務めており、聴く者の心まで届くような熱くてエモーショナルな歌声が多くのファンを惹きつけています。彼らの音楽は、爽快感と心地よさを両立させている点で高く評価されています。
楽曲レビュー:『ムーンレイカー』
この曲は、疾走するギターとドラム、そして力強く響くベースラインの三位一体が生み出す、圧倒的な爽快感が特徴です。daiponさんの感情豊かな歌声が、メロディックなサウンドの上を自由に駆け巡ります。切なくも美しい旋律が、聴く人の心に深く染み渡り、感動を呼び起こします。まるで夜空を駆ける光のように、未来へ向かって進んでいくような希望を感じさせてくれる、心を揺さぶる一曲です。
◾️locofrank
長きにわたるキャリアを誇る3ピースメロディックパンクバンド、locofrankは、今なお日本の音楽シーンでその存在感を放ち続けています。彼らの音楽は、飾り気のないシンプルなサウンドの中に、情熱と温かさが宿っています。ベースボーカルの木下正行が放つ、聴き手一人ひとりに語りかけるような素朴で力強い歌声が、多くの人々の心を捉えて離しません。
楽曲レビュー:『START』
力強いビートと、突き抜けるようなメロディが印象的な、バンドの決意が込められた一曲です。ベースが紡ぎ出す力強いグルーヴが、楽曲全体を力強く牽引し、聴く人の背中を押してくれます。木下さんの飾らない歌声は、聴き手にまっすぐに届き、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。迷いや不安を抱える人にとって、この曲は進むべき道を照らしてくれるような、心強い存在になることでしょう。
◾️THE ALFEE
1973年の結成以来、45年以上にわたって日本のロックシーンを走り続けるTHE ALFEEは、ロックとフォークを融合させた独自の音楽性で多くの名曲を生み出してきました 。このバンドは、メンバー全員がメインボーカルを務めるというユニークなスタイルを持っていますが、代表曲の多くでベースの桜井賢がメインボーカルを担当しています 。サングラスをかけ、ベースを弾きながら力強く歌う彼の姿は、多くの人々の記憶に残る象徴的なものです 。
楽曲レビュー:『星空のディスタンス』
この曲は、THE ALFEEの代表作であり、桜井賢さんの力強い歌声が光る一曲です。ドラマティックな展開と、キャッチーなメロディが聴く人の心を掴んで離しません。彼のベースプレイは、楽曲の重厚なロックサウンドを支えながら、ボーカルラインと一体となって、壮大な世界観を創り上げています。長きにわたる活動の中で磨き上げられた演奏力と歌声は、普遍的な力を持っており、世代を超えて聴き継がれる名曲として、これからも輝き続けることでしょう。
◾️L’Arc〜en〜Ciel
日本のロック界を代表するバンドの一つであるL’Arc〜en〜Cielのリーダーであるtetsuyaは、「歌うベース」と称されるメロディアスなプレイスタイルで知られています 。彼のベースは、単なるリズム楽器ではなく、ボーカルのメロディに寄り添いながら、美しい旋律を奏でます。この独特のプレイが、バンドの幻想的で繊細な世界観を築く上で重要な役割を果たしています。彼のベースラインは、まさに楽曲のもう一つのメロディと言えるでしょう。
楽曲レビュー:『flower』
軽やかなアコースティックギターの音色と、tetsuyaさんの美しいベースラインのハーモニーが印象的なこの曲。彼のベースは、ボーカルのメロディと絡み合いながら、楽曲全体に温かく、柔らかな彩りを与えています。繊細なタッチで紡がれる音の一つひとつが、心を優しく包み込むような感覚をもたらします。彼のベースプレイは、単なる伴奏ではなく、楽曲の情感を深める上で不可欠な存在であり、その技術と表現力の高さを見事に示しています。
◾️THE BAWDIES
ガレージロックやブルースといったルーツミュージックに根ざしたサウンドが特徴的なTHE BAWDIESは、メンバー全員がスーツを着用して演奏するという、スタイリッシュなバンドです 。ベースボーカルのROYは、激しいロックサウンドの中にあって、アグレッシブな単音のベースラインを繰り出し、楽曲に独特の疾走感とグルーヴを与えています 。彼らの音楽は、古き良きロックンロールの魂を感じさせながらも、新しさを感じさせる魅力に満ちています。
楽曲レビュー:『HOT DOG』
シンプルな構成の中に、熱狂的なロックンロールのエネルギーが詰まったこの曲。ROYさんのボーカルは、どこか懐かしさを感じさせながらも、情熱に満ちています。彼のアグレッシブなベースプレイは、ギターリフと絡み合いながら楽曲を牽引し、聴く人の体を自然と揺らします。ライブでの一体感が想像できるような、シンプルでありながらも中毒性の高いサウンドが、THE BAWDIESの独自の世界観を強く印象づけています。
◾️BREIMEN
現代の日本の音楽シーンにおいて、ソウル、ジャズ、ヒップホップなど様々なジャンルを横断する革新的なサウンドを鳴らすBREIMEN。その中心にいるのは、ベースボーカルの高木祥太です。彼の演奏は、高度なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えており、ベースという楽器の可能性を広げています。彼の歌声は、その技巧的なベースプレイに負けず劣らず、情感豊かで聴き手を惹きつけます。
楽曲レビュー:『MUSICA』
この曲は、洗練されたバンドアンサンブルの中で、高木さんのベースと歌が見事な調和を見せる一曲です。変幻自在に動き回るベースラインが、まるで生き物のように躍動し、楽曲全体に複雑で奥深いグルーヴを生み出しています。彼の歌声は、繊細でありながらも力強く、楽曲が持つ感情の機微を余すところなく伝えてくれます。聴くたびに新しい発見がある、音楽の楽しさが詰まった一曲です。
◾️八十八ヶ所巡礼
楽曲、ビジュアル、そしてバンド名に至るまで、どこをとっても強烈な個性を放つ八十八ヶ所巡礼。その独創的な世界観の中心にいるのが、ベースボーカルのマーガレット廣井です 。彼女の演奏は、時に狂気的で、時に繊細であり、予測不能な展開で聴く者を惹きつけます。彼女の存在感は、まさに唯一無二です。
楽曲レビュー:『JOVE JOVE』
中毒性の高いリフと、どこか不気味ながらも耳に残るメロディが特徴的なこの曲。マーガレット廣井さんのベースは、重厚なグルーヴを刻みながら、ときにリード楽器のように楽曲全体を支配します。彼女のクセになる歌声は、その独創的なサウンドと見事に絡み合い、一度聴いたら忘れられない強い印象を残します。最初は少しとっつきにくさを感じるかもしれませんが、聴けば聴くほどその中毒性にハマってしまうでしょう。
◾️MONGOL800
沖縄出身の3ピースバンド、MONGOL800は、インディーズながらミリオンセラーを記録し、日本の音楽シーンに一時代を築きました。彼らの音楽は、優しくて素朴な歌声と、温かみのある歌詞が多くの人々に愛されています 。2019年に正式にベースボーカルのバンドとなった後も、彼らの音楽への真摯な姿勢は変わることなく、多くのファンを魅了し続けています。
楽曲レビュー:『小さな恋のうた』
誰もが一度は耳にしたことがあるであろうこの名曲は、MONGOL800の音楽を象徴する一曲です。上江洌清作さんの飾らない歌声は、シンプルで温かいメロディと相まって、純粋な感情を呼び覚まします。力強くも優しいベースラインが、楽曲の根幹を支え、聴き手に安らぎと勇気を与えてくれます。時代を超えて愛される普遍的な魅力が、この曲には確かに存在しています。
◾️ヤバイTシャツ屋さん
「ヤバT」の愛称で若者から絶大な人気を誇るヤバイTシャツ屋さんは、コミカルな楽曲タイトルと歌詞が大きな特徴です 。しかし、彼らの魅力はそれだけではありません。聴きやすくキャッチーなメロディと、確かな演奏技術に裏打ちされたサウンドは、本物の実力派バンドであることを証明しています 。ベースボーカルのしばたありぼぼは、そのテクニカルなプレイでバンドのサウンドを支えています。
楽曲レビュー:『かわE』
キャッチーなメロディとユーモラスな歌詞が印象的なこの曲。高速で駆け抜けるドラムとギターに、しばたありぼぼさんのテクニカルなベースプレイが加わり、楽曲をより一層パワフルなものにしています。おもしろい言葉の裏には、緻密に計算された音楽的な構築があり、そのギャップが聴く人の心を惹きつけます。軽快なサウンドとユニークな歌詞が、日々のストレスを吹き飛ばしてくれるような、爽快な一曲です。
◾️OKAMOTO’S
4人組ロックバンドOKAMOTO’Sのハマ・オカモトは、ベースボーカルではありませんが、その存在感の大きさから、このリストに含めるべき存在です 。彼のプレイは決して派手ではありませんが、タイトで安定したリズムでバンド全体を力強く牽引しています 。日本人ベーシストとして初めてFender USAとエンドースメント契約を結んだことからも、彼の技術と影響力の大きさがうかがえます 。彼は、ボーカリストではないベーシストが、いかにバンドの顔となり得るかを証明しています。
楽曲レビュー:『HEADHUNT』
グルーヴ感のあるベースラインが心地よく響くこの曲は、ハマ・オカモトさんの堅実なプレイが光っています。オールディーズ音楽を思わせる、シンプルでありながらも奥深い音色が、楽曲にクールな雰囲気を与えています。決して前に出すぎることはありませんが、彼のベースがなければこの楽曲は成立しない、と感じさせるほどの存在感があります。まさにバンドの土台を支え、全体のサウンドを決定づける彼の役割が、この一曲に凝縮されていると言えるでしょう。
まとめ
ベースボーカルの邦楽バンドは、低音の安定感と歌声の魅力が一体となり、楽曲全体に力強い印象を与えます。今回紹介した15組は、演奏のかっこよさだけでなく、曲ごとの個性やアレンジも楽しめるバンドばかり。ベースプレイヤーとしてもボーカリストとしても参考になる楽曲が豊富です。気になるバンドを聴き比べて、音楽の新しい魅力を発見してみてください。
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