【邦楽】6月をテーマにした歌・J-POP

6月といえば、雨が降りやすい天気が続く梅雨を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

雨が降ると空が雲で覆われることから、どこか寂しさや切なさを感じる季節ともいえます。

そこでこの記事では、6月にぴったりな曲をまとめてピックアップしました！

6月に咲く花や雨模様を歌った曲を中心に紹介していきます。

美しい情景が広がるJ-POPにぜひ耳を傾けてみてくださいね。

【邦楽】6月をテーマにした歌・J-POP

■六月は雨上がりの街を書く / ヨルシカ

ヨルシカのアルバム『だから僕は音楽を辞めた』に収録されている『六月は雨上がりの街を書く』は、梅雨のじめじめとした空気感と、どこか切ない感情を表現した楽曲です。雨上がりの街を舞台に、主人公の心象風景を描いています。窓に映る街の群青、そして一滴ずつ落ちる雨音は、どこか物憂げな雰囲気を醸し出します。そんな中、主人公は紙に詩を書き連ねています。『六月は雨上がりの街を書く』は、梅雨のじめじめとした空気感と、どこか切ない感情を表現した楽曲です。

■紫陽花 / きゃない

きゃないさんが2023年にリリースしたアルバム『星を越えて』に収録された『紫陽花』は、雨に濡れる紫陽花と、移ろいゆく恋心を重ね合わせた情感豊かな一曲です。瑞々しいギターの音色と、きゃないの切ない歌声が織り成すメロディーは、聴く人の心を揺さぶります。歌詞は、過去の恋の思い出と、現在の心境を鮮やかに描き出しています。『紫陽花』は、失恋の痛みや、新しい恋への期待など、様々な感情を呼び起こす楽曲です。雨上がりの紫陽花のように、どこか切なくも美しい『紫陽花』は、きゃないの音楽性の幅広さを示す代表曲といえるでしょう。

■傘 / King gnu

King Gnuが2019年にリリースした『傘』は、軽快なリズムの楽器演奏と独自のサウンドが特徴の楽曲です。ブルボン「アルフォート」のCMソングとして起用され、そのポップなメロディーと切ない歌詞が話題となり、多くの音楽ファンから支持を集めました。軽快な井口理さんの歌声にのせて、今はもうそばにいない大切な人に思いを届ける場面が印象的です。雨が降る様子を描いた楽曲からは、別れを前にした恋愛感情が伝わるでしょう。傘を差すことの多い6月の季節にぴったりな楽曲です。

■RAIN / SEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARIは2017年に、映画『メアリと魔女の花』の主題歌として『RAIN』をリリースしました。この曲は、幻想的な雰囲気と壮大なスケール感が特徴的な楽曲です。ピアノやストリングスを中心とした美しい旋律に乗せて、Fukaseさんによる力強い歌声が響き渡ります。歌詞は、夢と現実、希望と絶望といった感情を描く歌詞は、聴く人の心を揺さぶります。また、映画の世界観とリンクした内容となっており、作品をより深く理解させてくれます。

■RAIN / 秦基博

秦基博さんは2013年、映画『言の葉の庭』の主題歌として『RAIN』をリリースしました。この曲は、大江千里さんのカバーバージョンです。原曲の持つ切なさや繊細さを残しつつ、秦基博さんならではの温かみのある歌声で表現された『RAIN』は、映画の世界観にぴったりと重なり、多くの人々の心をつかみました。歌詞には、淡い恋心や切ない想いが綴られており、映画の世界観を余韻たっぷりに表現しています。雨音をバックに、繊細なメロディーと秦基博の優しい歌声が織り成す、切なくも美しいバラードです。

■雨とカプチーノ / ヨルシカ

ヨルシカの『雨とカプチーノ』は、2019年にリリースされたアルバム『エルマ』に収録されている楽曲です。雨音とカプチーノをモチーフに、日常の些細な出来事や、ふと立ち止まってしまうような感情を歌い上げています。曲調は、ピアノの旋律とボーカルの柔らかい歌声が特徴的な、落ち着いた雰囲気のバラードです。歌詞には、雨音やカプチーノの温かさ、街の風景などが描写されており、聴く人の情景を浮かべさせます。また、この曲は「君」という存在との関係性も描かれており、切なさや寂しさを感じさせる部分も含まれています。しかし、全体的には温かい雰囲気で包まれており、聴く人に優しい気持ちを与えてくれます。『雨とカプチーノ』は、雨の日や一人になりたい時に聴きたい、優しく心に寄り添ってくれるような楽曲です。

■カワキヲアメク / 美波

美波さんが2019年にリリースした『カワキヲアメク』は、テレビアニメ『ドメスティックな彼女』のオープニングテーマとして大ヒットした楽曲です。疾走感溢れるロックサウンドと力強い美波さんの歌声が特徴で、作品の世界観を鮮やかに表現しています。雨が降るなかで大切な人を思う切ない恋愛感情を描いた歌詞が印象的。愛する人が目の前から居なくなってしまった現実に向き合う様子が切なさを伝えるでしょう。夢を追いかける全ての人々に勇気を与えてくれる、前向きなメッセージが込められた楽曲です。

■6月 / KOTORI

KOTORIのファーストフルアルバム『kike』に収録された『6月』は、疾走感のあるロックサウンドと横山優也さんの繊細な歌声が織り成す、青春のきらめきと儚さを描いたエモいロックアンセムです。瑞々しいギターの音色と軽快なリズムに乗せて、淡い恋心や友情、そして大人への一歩を踏み出す葛藤が歌われています。どこかノスタルジックなメロディーと、彼の感情豊かな歌声は、聴く人の心に深く響き、共感を呼び起こします。青春の思い出を振り返ったり、前向きに未来へ踏み出したい時に聴きたい、エネルギッシュで心を揺さぶる楽曲です。

■グッバイ・マイマリー / My Hair is Bad

My Hair is Badの5枚目のアルバム『Woman’s』に収録された『グッバイ・マイマリー』は、疾走感のあるギターサウンドと椎木知仁さんの力強いボーカルが特徴的なロックナンバーです。都会の喧騒の中で生きる若者の葛藤と希望を歌った歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。特に、サビに向けて盛り上がるメロディーと、椎木さんの感情を込めた歌声は、聴く人の心を熱くさせます。大切な人と想像していた未来の日々を思い浮かべながら、切ない感情があふれる6月を歌った楽曲です。

■君が言うには / This is LAST

This is LASTのアルバム『ポニーテールに揺らされて』に収録された『君が言うには』は、片想いの淡い恋心を歌った楽曲です。主人公は、雨が降る季節に好きな人を思う気持ちを描いており、胸が痛くなるような感情を見事に描いています。しかし、彼は自分の気持ちに正直になれず、ただ想いを胸に秘めるのでした。この曲は、雨が降る切ない雰囲気と、もどかしい恋心が繊細に表現されています。聴く人の心に、忘れられない恋の記憶を呼び起こすような楽曲です。

■嘘なき / マカロニえんぴつ

マカロニえんぴつが2020年にリリースしたアルバム『hope』に収録された楽曲『嘘なき』は、はっとりさんによる力強い歌声と、エモーショナルなメロディーが印象的なバラードです。大切な人を失った喪失感と、それでも前に進んでいこうとする決意を歌った曲です。はっとりさんは、繊細な言葉で主人公の心情を表現し、聴く者の心に深く響きます。特に、サビに向けて徐々に盛り上がっていく演奏は、聴く者の心を揺さぶり、思わず涙腺を緩ませるような感動を与えてくれます。『嘘なき』は、失恋や大切な人を失った経験を持つ人だけでなく、誰もが共感できる普遍的なテーマを歌った曲です。

■レイン / シド

シドの6枚目のシングルである『レイン』は、2010年にリリースされました。作詞はマオさん、作曲はゆうやさんによる疾走感溢れるロックナンバーです。別れた恋人を想う主人公の心情を歌った曲です。雨の音をバックに、過去の思い出が蘇り、切ない感情が溢れ出す様子が表現されています。マオさんの力強いボーカルと、激しいギターリフが織り成すサウンドは、聴く者の心を揺さぶります。やりきれない感情を描いた歌詞が心に響くセンチメンタルな楽曲です。