夏の暑さを感じるとともに、音楽フェスや花火大会、海開きなどの楽しいイベントが開催される7月 。
夏休みを迎える学生や、お盆休みを待ちわびている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、7月をテーマにした邦楽 をまとめてピックアップしました。
夏の幕開けをイメージさせる爽やかなメロディーが響く曲や、どこか切ない恋愛ソングまで幅広い楽曲を紹介していきますね。
夏に開催されるイベントにぴったりなJ-POPをぜひチェックしてみてください。
目次
7月をテーマにした邦楽。夏に聴きたいJ-POP
■7月 / TETORA
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大阪発のスリーピースロックバンド、TETORAのアルバム『13ヶ月』に収録されている楽曲です。2024年にミュージックビデオが公開され、交流を深める生きものをテーマに制作されたアニメーションのPVが注目を集めました。この曲は、疾走感のあるバンド演奏にのせて、大切な人に語りかけるようなフレーズが披露されています。愛する人と一緒に過ごしたリアルな場面が思い浮かぶ歌詞に共感する方もおられるでしょう。『7月』は、夏の訪れを感じさせてくれる爽やかでエネルギッシュな楽曲です。
■7月のサイダー / 超ときめき♡宣伝部
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『7月のサイダー』は、超ときめき♡宣伝部のアルバム『ときめきがすべて』の収録曲。夏祭りや花火大会、海などの夏のイベントに一緒に出かけた大切な人との思い出が歌われています。また、青春時代の淡い恋心を描いており、やりきれない恋愛感情を描いた歌詞とエモーショナルなメンバーの歌声がマッチ。忘れられない夏の思い出を歌い上げるフレーズと切なくも美しいメロディーが心に響くでしょう。どこか切なさを感じる夏の場面に聴きたい爽やかで甘酸っぱい恋愛ソングです。
■7月7日、晴れ / DREAMS COME TRUE
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1996年にリリースされた『7月7日、晴れ』は、DREAMS COME TRUE 8枚目のアルバム『LOVE UNLIMITED ∞』の収録曲で、同年公開の映画『7月7日、晴れ』の主題歌としてもヒットを記録しました。作詞は吉田美和さん、作曲は中村正人さんによる、夏の訪れを感じさせる爽やかなポップチューンに仕上がっています。7月7日の七夕にまつわるロマンティックな情景が描かれており、夏の夜空に輝く星々を背景に、二人の恋の始まりを予感させるようなストーリーが展開されています。吉田美和さんの力強い歌声と軽快なメロディーが織り成す『7月7日、晴れ』は、夏の定番ソングとして愛されている楽曲です。
■七月 / ヤユヨ
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ヤユヨの『七月』は、2020年にリリースされたミニアルバム『ヤユヨ』に収録されている楽曲です。この曲は、夏の暑さの中で過ぎ去った恋の記憶と現在の孤独を歌った切ない楽曲です。スローテンポな曲調に乗せて、ピアノとギターのシンプルな演奏に乗せて、ボーカルのリコさんの歌声が伸びやかに響きます。過去の恋愛の記憶を思い返しながら、夏の情景を鮮やかに描写しています。サビの部分では、過去の恋愛への未練と、現在の孤独感があふれ出るような歌詞が印象的です。『七月』は、夏の切なさを美しく表現したロックバラードです。
■織姫 / 水曜日のカンパネラ
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水曜日のカンパネラによる『織姫』は、2022年にリリースされたアルバム『ネオン』に収録された楽曲です。日本の伝統行事である七夕を題材とした楽曲で、織姫と彦星が年に一度だけ出会える喜びと切なさを描く物語をユニークに歌い上げています。ダンスミュージックを基調としたアーバンな雰囲気のサウンドにのせて、ボーカルを務めるコムアイさんの歌声が織姫の感情と力強い意志を伝えています。『織姫』は、七夕という日本の伝統行事を現代風にアレンジした楽曲であり、水曜日のカンパネラの新たな一面を垣間見ることができる作品と言えるでしょう。
■「花」-0714- / MY FIRST STORY
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MY FIRST STORY の『「花」-0714-』は、2013年にリリースされた『最終回STORY』に収録された楽曲です。疾走感のあるロックサウンドに乗せて、ボーカルのHiroさんの情熱的な歌声が披露されています。7月14日をテーマに、愛する人と結ばれる瞬間を描いた歌詞が印象的で、いつまでも一緒に居たいという願いが込められています。運命の人に出会えた喜びや感謝が込められたフレーズがじんわりと胸に響く感動的なロックバラードです。
■七月六日 / MASH
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シンガーソングライターとして活躍するMASHさんの『七月六日』は、梅雨の時期の七夕を題材にした楽曲です。雨の中、幼い頃の七夕の思い出を振り返る主人公。傘を差しながら水たまりを飛び跳ねたり、母親と七夕飾りを準備したり、願い事を書いた短冊を眺めたりと、ノスタルジックな情景が浮かびます。大人になった今でも、あの頃の純粋な気持ちを忘れずにいたいという願いが込められた作品です。どこか切なく、優しい歌声が印象的な『七月六日』。梅雨のじめじめとした季節に聴きたくなる、一曲です。
■She Side Blue / チョーキューメイ
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チョーキューメイさんの楽曲『She Side Blue』は、2022年にリリースされた、疾走感のあるロックナンバーです。麗さんによる力強いボーカルと、バンド演奏が絡み合うサウンドが特徴。失恋の痛みや苦しみを乗り越え、前に進んでいこうとする主人公の姿を描いており、夏のどこか切ない場面をイメージさせます。また、サビでは希望の光を感じさせるメロディーが展開され、聴き終わった後に爽やかな気持ちにさせてくれます。『She Side Blue』は、失恋の傷を抱える人や、新たな一歩を踏み出したい人におすすめの楽曲です。
■ペトリコール / インナージャーニー
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インナージャーニーの『ペトリコール』は、2021年にリリースされた2ndE.P.『風の匂い』に収録された楽曲です。ボーカルを務めるカモシタサラさんの優しい歌声と、アコースティックギターの音色を主体としたメロディーは、心を落ち着かせるサウンドに仕上がっています。雨上がりの風景や、そこに感じる様々な感情を表現しており、日常の何気ない風景が鮮やかに浮かび上がります。『ペトリコール』は、大切な人がもう1度目の前に現れることを祈るとともに、語りかけるような歌声が心に響く楽曲です。
■天文学的なその数から / 神聖かまってちゃん
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神聖かまってちゃんの『天文学的なその数から』は、2016年にリリースされたアルバム『夏.インストール』に収録された楽曲です。この曲は、疾走感のあるロックサウンドに乗せて大切な人に語りかけるようなフレーズが披露されています。夜空を見上げながら大切な人を思い浮かべる切ない様子と、7月の夏の風景を描いた歌詞がマッチ。どんなに小さな可能性であっても、希望を捨てずに愛する人に会いたいという気持ちが込められた、エモーショナルな気分を抱える夜に聴きたい楽曲です。
■七月七日通り / 時速36km
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時速36kmの代表曲である『七月七日通り』は、2018年にリリースされたアルバム『まだ俺になる前の俺に』に収録されています。この曲は、ボーカルを務める仲川慎之介さんの力強い歌声と疾走感のあるサウンドが特徴的なロックナンバーです。青春時代の淡い恋や夢を追いかける葛藤が感じられる歌詞とバンド演奏が印象的。また、一人きりで過ぎ去った青春を振り返るノスタルジックな模様が描いており、夏の情景が目に浮かぶような一曲です。
■ポニーテールに揺らされて / This is LAST
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『ポニーテールに揺らされて』は、2021年にリリースされたThis is LASTの楽曲です。作詞作曲は菊池陽報さんが手掛けており、青春時代を過ごす淡い恋心を歌い上げています。夏を舞台にした恋愛物語が描かれており、愛する人に心を奪われる男子学生の心情が描かれています。長い髪を揺らす姿に惹かれながらも、思いを伝えられないもどかしさや、切ない気持ちが表現された歌詞が印象的。瑞々しい歌声と軽快なバンドサウンドによって、爽やかに表現されています。夏の風景が目に浮かぶような、清涼感のあるサウンドが響くロックナンバーです。
■終わりに
夏の情景が目の前に広がるような7月をテーマにした楽曲を紹介してきました。
懐かしさを感じられるメロディーや歌詞が印象的な曲と出会えたのではないでしょうか。
また、新進気鋭のアーティストが制作する夏ソングも楽しめますよ。
ワクワクするような夏を迎えるとともに、どこか切ない夕暮れやノスタルジックな場面を感じてみるのもいいでしょう。
7月を歌うロックナンバーやバラード夏が始まりを告げる季節にじっくりと聞いてみてくださいね。
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