自動車のCM曲20選。日本や海外の車のCMソングを紹介

 
自動車のCMには、印象的な音楽が欠かせませんよね！車の力強さや洗練されたデザインを表現するうえで、CMソングは大きな役割を果たしています。耳に残るメロディーや心を動かす歌詞は、車のイメージを強く印象づけ、思わずドライブに出かけたくなる気持ちを高めてくれます。日本国内のCMから海外の有名ブランドまで、数々の名曲が自動車の魅力を引き立ててきました。

自動車のCM曲20選。日本や海外の車のCMソングを紹介

◾️familie / Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEの『familie』は、温かみのあるサウンドと爽やかな高揚感が印象的な楽曲です。ホンダ FREED のCMでは「家族との時間」を彩るように流れ、車の空間を包み込む雰囲気を生み出しています。

軽快で明るいリズムはドライブシーンと相性が良く、映像と一体となって走る喜びを感じさせます。聴くと自然に心が開けていくような感覚があり、日常の移動を特別な瞬間へと変えてくれる一曲です。

心地よいメロディーと温かいメッセージが結びつき、車の魅力をさらに引き立てています。

◾️旅は道連れ / Official髭男dism

Official髭男dismの『旅は道連れ』は、軽快なピアノとリズミカルなバンドサウンドが心地よいナンバーです。スズキ スイフトのCMで使用され、会話の弾むような雰囲気と楽曲が重なり、車と過ごす時間を鮮やかに描いています。

テンポの良さがドライブの楽しさを広げ、思わず出かけたくなる気持ちにさせてくれます。前向きで明るい世界観がコンパクトカーの軽快さを表現している点も魅力です。

聴くほどに移動そのものが特別な体験に変わる、そんな印象を与える一曲です。

◾️Landscape / 緑黄色社会

緑黄色社会の『Landscape』は、透明感ある歌声と爽やかなバンドアンサンブルが魅力の楽曲です。スズキ SOLIO BANDIT のCMで流れると、街中を駆け抜けるシーンに重なり、車のスタイリッシュな印象を際立たせています。

音の広がりが映像に奥行きを与え、ドライブが日常を鮮やかに変えていく感覚を表現しています。前向きさを感じさせるサウンドが軽快さや自由さを映し出し、未来を切り開く気持ちを抱かせます。

聴くほどに走る楽しさをイメージできる一曲です。

◾️月の椀 / サカナクション

サカナクションの『月の椀』は、幻想的なサウンドと独自のリズム感が印象に残る楽曲です。トヨタ YARIS CROSS のCMでは、都会と自然を行き来する映像を包み込み、車の持つ多面的な魅力を映し出しています。

音の揺らぎと奥行きがシーンに深みを与え、ドライブ風景を鮮やかに引き立てます。静けさの中に広がるスケール感が、車での移動を新しい発見へと導くように感じられます。

楽曲と映像が交差することで、時間を特別に彩る一曲です。

◾️やっちゃえ NISSAN 幕開け篇 オリジナル楽曲 / audioforce

audioforceのオリジナル楽曲は、NISSANの「やっちゃえ NISSAN 幕開け」篇で印象的に使用されています。木村拓哉さんが登場する映像と共に流れるサウンドは、前進する姿勢や挑戦する心を鮮やかに描き出しています。

リズムの推進力が映像の展開と重なり、車の持つダイナミックさを際立たせています。歌詞がない分、音色やメロディーそのものが強く響き、ブランドの理念をまっすぐに伝えるのも特徴です。

車と音楽が一体となり、新たな幕開けを感じさせる一曲に仕上がっています。

◾️灯火 / Vaundy

Vaundyの『灯火』は、柔らかな歌声と温かみのあるサウンドが心に沁みる楽曲です。ダイハツ タフトのCM「自分らしさ」篇で使用され、車と過ごす日常のひとときをやさしく包み込むように流れています。

落ち着いたリズムが映像の穏やかさを際立たせ、安心感と自由さを同時に感じさせるのが魅力です。自然や街中を走るシーンに寄り添う音の表情が、タフトのフレンドリーな雰囲気を一層引き立てています。

日常の延長にある小さな冒険を支える車の魅力と、楽曲の温もりが重なり、聴く人の心をやさしく照らす仕上がりとなっています。

◾️ワタリドリ / [Alexandros]

[Alexandros]の『ワタリドリ』は、開放感あふれるギターサウンドと疾走感ある展開が魅力の楽曲です。SUBARU XV のCM「Free You.」篇では、広大な自然を駆け抜ける映像と重なり、車で旅立つ瞬間の高揚感を鮮やかに描いています。

伸びやかなボーカルが空を飛ぶような解放感を生み出し、自由に走る車のイメージを際立たせています。爽快さと力強さを併せ持つサウンドが、ドライブそのものの楽しさを象徴しています。

耳に残るフレーズは、旅の始まりを後押しするように響き、聴く人を新しい世界へ誘う一曲です。

◾️東京 VICTORY / サザンオールスターズ

サザンオールスターズの『東京 VICTORY』は、力強いリズムとエネルギッシュなサウンドが印象的な楽曲です。スバル フォレスターのCMに起用され、日本各地の雄大な風景と重なり、挑戦や前進を象徴する存在として響いています。

耳に残るメロディーが車のたくましさと走る楽しさを自然に引き立て、CM全体を明るく彩ります。楽曲の熱量と映像のダイナミズムが融合することで、フォレスターの冒険心や信頼感が一層強調されています。

聴くたびに勇気を与えてくれるような力を持ち、車と音楽の一体感を感じられる一曲です。

◾️オリジナル楽曲 / Erik Reiff & Maria Hasegawa

Erik ReiffさんとMaria Hasegawaさんによるオリジナル楽曲は、BMW THE NEW 2 GRAN COUPÉ のCMを鮮やかに彩っています。しなやかでスタイリッシュなサウンドは、車の持つ都会的な魅力と響き合い、映像に洗練された空気感を与えています。

低音のリズムが安定感を感じさせ、流れる旋律がデザインの美しさを引き立てます。歌詞のない構成だからこそ、音楽そのものの質感がブランドの世界観をまっすぐに伝えています。

映像と音楽が融合することで、BMWの存在感をより際立たせる仕上がりとなっています。

◾️オリジナル楽曲 / RAY

RAYによるオリジナル楽曲は、マツダ CX-30 のCMに使用され、洗練されたサウンドが都会的な印象を与えています。柔らかい旋律は日常に溶け込み、心地よい雰囲気を生み出しています。

軽やかなリズムが走行シーンに躍動感を添え、車の美しいフォルムやデザイン性をより鮮やかに映し出しています。言葉を排した音の流れは映像の魅力を際立たせ、ブランドの哲学を静かに表現しています。

聴くほどにCX-30の世界観を自然に感じられる仕上がりとなり、音と車が一体となって響く印象的な一曲です。

◾️オリジナル楽曲 / 飛内将大

飛内将大さんによるオリジナル楽曲は、メルセデスベンツ GLC のCMを象徴する存在です。流麗で重厚感のあるサウンドが、車の高級感や先進性を自然に際立たせています。

低音の安定感は走行性能を思わせ、透明感ある旋律は都会的な洗練さを描き出しています。言葉に頼らず音で世界観を伝える構成は、ブランドの哲学をまっすぐに表現しています。

スタイリッシュな映像と融合し、GLC の魅力を鮮明に印象づける仕上がりとなっています。

◾️オリジナル楽曲 / 藤井意弘

藤井意弘さんが手掛けたオリジナル楽曲は、MAZDA CX-8 のCMで使用され、車の上質さと安心感を表現しています。穏やかな旋律に広がる音は、家族との時間や長距離ドライブの心地よさを感じさせます。

ピアノや弦楽器を中心としたサウンドが車の高級感と共鳴し、特別な移動体験を思い起こさせる点が魅力です。映像の落ち着いたトーンと音楽が重なり、CX-8のライフスタイルを鮮明に描き出します。

心地よさと上質さが共存する仕上がりで、ブランドの魅力を自然に伝える楽曲です。

◾️Done with California / Birgersson Lundberg

Birgersson Lundbergの『Done with California』は、心地よいリズムと爽やかなメロディーが魅力の楽曲です。軽快なギターと伸びやかなボーカルが広がる映像と調和し、自由なドライブの喜びを鮮やかに描き出しています。

英語詞の響きは都会的な印象を与えつつ、耳馴染みの良さが気持ちを軽やかにしてくれます。映像を見た瞬間に印象に残る力を持ち、走る楽しさをシンプルに伝える仕上がりです。

聴くたびに心を解き放ち、ドライブへの高揚感を呼び起こす楽曲となっています。

◾️Into The Wild / GLAY

GLAYの『Into The Wild』は、疾走感のあるバンドサウンドとドラマティックな展開が魅力の楽曲です。SUBARU LEVORG のCM「ONE DAY」篇では、都会から自然へ走り抜ける映像と共鳴し、冒険心や高揚感を力強く引き出しています。

ドラムとギターの力強い響きが走行性能や頼もしさを象徴し、ボーカルの伸びやかさが映像のスケール感を広げています。日常と非日常をつなぐ車の魅力を際立たせる構成です。

CMと音楽が一体となり、LEVORGの存在感を鮮烈に印象づける一曲に仕上がっています。

◾️君は天然色 / 藤原さくら

藤原さくらさんがカバーした『君は天然色』は、柔らかな歌声と落ち着いたアレンジが特徴の楽曲です。ダイハツ ムーヴ キャンバスのCMに使用され、親しみやすい映像と重なり、車の可愛らしさや親近感を引き立てています。

原曲の爽やかさを残しつつ、藤原さんのボーカルが加わることで温かみが増し、安心感を与える仕上がりです。軽やかなメロディーが日常に寄り添い、見る人の心を和ませます。

車と音楽が自然に調和し、日々を彩る特別な存在として心に残る一曲です。

◾️たましいの居場所 / マカロニえんぴつ

マカロニえんぴつの『たましいの居場所』は、日産サクラのCM「電気自動車になった軽」篇に起用されました。優しいメロディーと温かみのある歌声が、最先端のEVでありながら日常に溶け込む安心感を見事に表現しています。

軽自動車でありながら未来を走るサクラの姿と、心の拠り所を歌う歌詞が重なり、車が単なる移動手段ではなく暮らしの一部になることを自然に伝えています。身近さと革新性を兼ね備えたサクラの魅力を、音楽を通じて鮮やかに描いた一曲です。

◾️世界 / KERENMI

KERENMIの『世界』は、ホンダ VEZEL のCM「ドライブしようよ。」篇で使用されました。

爽やかで開放感のあるサウンドが、自由に走り出す瞬間の高揚感を引き立てています。MotoとWho-ya Extendedによる掛け合いが楽曲に奥行きを与え、都会から自然まで広がるVEZELの世界観を鮮明に表現しています。

疾走感の中に込められたポジティブなメッセージが、聴く人に新しい景色を求めて走り出したくなる気持ちを呼び起こします。VEZELが持つ多彩な魅力を最大限に引き出す楽曲として、映像と音楽の融合が強い印象を残しています。

◾️オリジナル楽曲 / Black Cat White Cat Music

Black Cat White Cat Musicによるオリジナル楽曲は、CM「冒険する人が好きだ」篇を支える重要な楽曲です。

軽快でドラマティックなサウンドが挑戦や新たな体験への一歩を象徴し、視聴者にポジティブな余韻を残します。

インストゥルメンタルでありながら力強く心を動かし、言葉に頼らず音楽のみで“冒険心”を描き出しているのが特徴です。映像と自然に重なりながらも独立した存在感を持ち、CMのテーマを強く印象づける仕上がりになっています。

◾️Layla / Eric Clapton

エリック・クラプトンの伝説的ロックナンバー『Layla』は、日産ノートの2019年CMに使用されました。

情熱的なギターリフが冒頭から響き渡り、コンパクトカーでありながら力強さと個性を際立たせています。

切なさと情熱を併せ持つ楽曲の雰囲気が、日常を走る車に特別な存在感を与えています。世界的に知られる名曲を採用することで幅広い世代に共感を呼び、車と音楽の魅力を結びつける強力なシナジーを生み出しています。

◾️オリジナル楽曲 / 日産NOTE

オリジナル楽曲が採用されたCMは、ブランドの世界観を音楽そのものに凝縮して伝える役割を担います。歌詞に頼らずメロディーやアレンジで感情を動かす構成が、映像と合わさることで強い印象を残します。

車の性能やデザイン性をシンプルかつ効果的に引き立て、視聴者の記憶に深く刻み込むのが特徴です。既存曲ではなくオリジナルを選ぶことで、唯一無二の体験を提供し、CMと完全に一体化したメッセージを生み出しています。

まとめ

自動車のCMソングは、ただのBGMにとどまらず、ブランドの世界観やドライバーの感情を豊かに伝えてくれます。力強いロックから心地よいポップスまで、選ばれる楽曲には必ずメッセージ性があります。今回紹介した20曲は、どれも車の魅力をさらに引き立ててきた名曲ばかりです。懐かしいCMを思い出したり、新しい曲に出会ったりしながら、音楽と車が生み出す特別な世界をもう一度楽しんでみてください！