世界中の料理をレストランや家庭で食べられる日本では、1日の中でも食事の時間を楽しみにしている 方も多いかと思います。
今回の記事では、料理をテーマに制作された曲のなかでも邦ロック を中心にまとめました。
疾走感のあるバンド演奏や繰り返すフレーズが印象的な楽曲を紹介していきます。
ご飯を食べるのが待ち遠しくなる食べものソングをぜひ聴いてみてくださいね。
目次
料理や食べ物について歌った邦ロック【定番曲・人気曲】
■日本の米は世界一 / 打首獄門同好会
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打首獄門同好会の『日本の米は世界一』は、日本の米の美味しさをコミカルに歌った楽曲です。軽快なメロディーに乗せて、日本の米の様々な魅力がテンポ良く紹介されています。海外の米と比べて粒が大きく、粘りと甘みがあること、炊き立ての白米の美味しさ、おかずとの相性など、日本の米が世界一である理由を力強く訴えています。曲中には、日本の米作りに携わる農家の方々への感謝の気持ちも込められています。米を主食とする日本人にとって、米は生活に欠かせない存在です。この楽曲は、そんな日本の米への愛情と誇りをユーモラスに表現した、まさに打首獄門同好会ならではの作品と言えるでしょう。
■レモンパイ / マカロニえんぴつ
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マカロニえんぴつが2018年にリリースした『レモンパイ』は、メジャーデビュー前に制作された楽曲です。疾走感のあるメロディーと、甘酸っぱい歌詞が特徴的なロックナンバーです。夢を追いかける若者の葛藤と、それでも前に進む決意を歌った曲として、多くのファンから支持されています。2020年には2ndアルバム「hope」に収録され、再注目を集めました。『レモンパイ』は、マカロニえんぴつの代表曲の一つであり、ライブでも定番曲として演奏されています。J-POPや邦楽を中心にした料理や食べ物を中心に紹介したこちら の記事もチェックしてみてくださいね。
■SUSHI食べたい feat.ソイソース / ORANGE RANGE
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ORANGERANGEの『SUSHI食べたいfeat.ソイソース』は、2015年にリリースされたアルバム『TEN』に収録されている楽曲です。アップテンポなロックナンバーで、寿司への愛と情熱をコミカルに表現した歌詞が特徴です。また、ラップパートにはソイソース氏を迎え、寿司に関する知識や豆知識を織り交ぜた軽快なラップが展開されています。寿司好きはもちろん、そうでない人でも楽しめる、ORANGERANGEらしい遊び心満載の楽曲です。
■寿司と酒 / YONA YONA WEEKENDERS
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YONA YONA WEEKENDERSが2024年にリリースした『寿司と酒』は、ストレス社会を生き抜く現代人にとっての最高の癒しである「寿司」と「酒」をテーマにした、軽快なテンポと熱量あふれるバンドサウンドが特徴のジャパニーズソウルチューンです。仕事や人間関係に疲れた人々が、週末に寿司と酒を片手に羽目を外して楽しむ様子をユーモラスに描き、日々のストレスから解放される爽快感を表現。『寿司と酒』は、ソウルフルな歌声とテクニカルなバンド演奏が体験できるでしょう。週末に仕事や家事から解放され、思いっきりリフレッシュしたいという人におすすめの楽曲です。
■しらす / クリープハイプ
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2021年にリリースされた『しらす』は、アルバム『夜にしがみついて朝で溶かして』のリード曲として注目を集めました。長谷川カオナシさん作詞作曲による本作は、どこか懐かしいメロディーと、日常の風景を切り取ったような歌詞が特徴です。歌詞には、海辺の街で暮らす若者の姿が描かれており、淡い恋心や将来への不安など、様々な感情が表現されています。また、サビに向かって徐々に盛り上がっていく構成も印象的で、聴く人の心を惹きつけます。飾らない言葉遣いとシンプルなメロディーの中に、深いメッセージが込められた楽曲です。
■琥珀色の街、上海蟹の朝 / くるり
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くるりが2016年にリリースした『琥珀色の街、上海蟹の朝』は、彼らが新たな音楽性を提示した意欲作として注目を集めました。従来のロックサウンドに加え、R&Bやヒップホップの要素を取り入れたダンサブルなナンバーで、岸田繁さんのラップやゲストボーカルとしてUCARY&THEVALENTINEが参加するなど、これまでとは一味違う雰囲気を醸し出しています。歌詞では、都会の喧騒の中で生きる人々の孤独や希望を、どこかノスタルジックな情景描写で表現。印象的なメロディーと相まって、聴く人の心に深く響く一曲となっており、くるりの新たな挑戦を象徴する楽曲です。
■君ト餃子 / Saucy Dog
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『君ト餃子』は、2022年にリリースされた、日本のロックバンドSaucy Dogによる楽曲です。この曲は、遠距離恋愛となったカップルを題材とした、青春時代を描くラブソングとなっています。離れ離れになった二人それぞれの日常や心境を、軽快なメロディーと石原慎也さんの温かみのある歌詞で表現しています。サビでは、会えない時間が2人の愛情を深めていくという、希望に満ちたメッセージが歌われています。『君ト餃子』は、多くの若者に共感を呼ぶ温かみのある楽曲です。
■curry & rice / シャイトープ
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シャイトープが2024年にリリースしたアルバム『オードブル』の収録曲である『curry&rice』は、カレーライスを題材とした軽快なロックナンバーです。失恋の傷を抱えた主人公が、カレーライスを通じて日常を取り戻していく様子を描いています。カレーのスパイスの香りとともに蘇る過去の記憶、そして新たな一歩を踏み出す決意が、疾走感のあるメロディーに乗せて力強く表現されています。シンプルな構成ながらも奥深い歌詞と、ギターの音色が織り成すサウンドは、聴く人の心を温かく包み込みます。『curry&rice』は、シャイトープの音楽性が存分に発揮された楽曲です。
■Marshmallow day / Mr.Children
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Mr.Childrenのオリジナルアルバム『(an imitation) blood orange』に収録された『Marshmallow day』は、軽快なテンポとポジティブな歌詞で、リスナーを元気づける楽曲です。桜井和寿さんのボーカルは力強く、サビに向かって盛り上がっていくメロディーは、聴く人の心を奮い立たせます。歌詞は、夢に向かって突き進む主人公の姿を描いており、前向きに生きるためのメッセージが込められています。『Marshmallow day』は、資生堂「マキアージュ」のCMソングとしても起用され、幅広い世代に親しまれました。ライブでも定番曲として演奏されており、多くのファンから愛されている楽曲です。
■オムライス / This is LAST
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This is LASTが2021年にリリースしたアルバム『ポニーテールに揺らされて』に収録された『オムライス』。この曲は、普段料理をしない女性が、男性のためにオムライスを作る様子を描いた作品です。歌詞には、エプロン姿の彼女、キッチンでの作業風景、完成したオムライスの描写などが鮮やかに表現されており、聴く人の心に温かい情景を浮かばせるような内容となっています。また、サビでは、オムライスと彼女を重ね合わせるようなフレーズが登場し、聴く人の心を切なくも温かくさせるような印象的な曲となっています。この楽曲を通して、料理を通して伝わる愛情や、大切な人との温かい時間というものを表現していると言えるでしょう。
■冷やしネギ蕎麦 / Cody・Lee(李)
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Cody・Lee(李)が2022年にリリースしたアルバム『心拍数とラヴレター、それと優しさ』に収録された『冷やしネギ蕎麦』。軽快なテンポと爽やかなメロディーに乗せて、夏の思い出と失恋の心情を歌った楽曲です。どこか懐かしさを感じさせるメロディーと、温かみのある歌声が、夏の風景を鮮やかに描き出します。歌詞には、過去の恋愛を振り返りながらも、前向きに未来へ進んでいこうとする気持ちが込められています。『冷やしネギ蕎麦』は、夏の訪れを感じさせる爽やかな楽曲でありながら、どこか切なさを感じさせるナンバーです。
■アボカド / yonige
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yonigeの2ndミニアルバム『Coming Spring』に収録されている『アボカド』は、軽快なテンポとコミカルな歌詞で、青春の甘酸っぱさや恋の喜びを表現した楽曲です。ボーカル牛丸ありささんのキュートな歌声と、シンプルなバンドサウンドが織り成すメロディーは、聴く人の心を弾ませます。歌詞は、片思い中の女の子の心情を描いており、好きな人のちょっとした言動に一喜一憂する様子がユーモラスに表現されています。また、サビで披露される印象的なフレーズが、楽曲の軽快さをさらに強調しています。『アボカド』は、yonigeの初期の代表曲の一つであり、ライブでも定番曲として演奏されています。
■ポテトサラダ / ZAZEN BOYS
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ZAZENBOYSの楽曲『ポテトサラダ』は、2012年リリースのアルバム『すとーりーず』に収録されています。パンクとロックンロールを基盤とした疾走感あふれるサウンドに乗せて、ボーカルを務める向井秀徳さんの力強い歌声が響き渡る、ZAZENBOYSらしいエネルギッシュな楽曲です。シンプルな構成ながらも、繰り返されるフレーズとメロディーが印象的で、ライブでは観客を熱狂させる盛り上がりの1曲となっています。
■パンと蜜をめしあがれ / クラムボン
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クラムボンが1999年にリリースした楽曲『パンと蜜をめしあがれ』は、心地よいメロディと温かみのある歌詞で、多くのファンに愛される名曲です。ボーカルの原田郁子さんの優しい歌声と、ミトさんによる軽快なピアノの旋律が織りなすサウンドは、聴く人の心を穏やかにつつみこみます。歌詞は、日常のささいな出来事や、ちょっとした幸せをユーモラスに表現しており、聴くたびに心がほっと温まるでしょう。シンプルな言葉の中に、日々の暮らしの喜びがぎゅっと詰まっており、聴く人の心に幸福感を与えてくれます。
■魔法の料理 〜君から君へ〜 / BUMP OF CHICKEN
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BUMP OF CHICKENが2010年にリリースした『魔法の料理〜君から君へ〜』は、NHKの番組『みんなのうた』で2010年4月から5月に放送された楽曲です。この曲は、幼少期から大人になるまでの成長過程を、温かい目線で描いたバラードです。藤原基央さんのボーカルと、ピアノを中心としたシンプルなアレンジが印象的な楽曲となっています。歌詞は、子供時代の思い出や、大人になるにつれて感じる不安や葛藤などが描かれています。しかし、そんな中でも、夢に向かって進んでいく希望を感じさせるメッセージが込められています。『魔法の料理〜君から君へ〜』は、子供から大人まで幅広い世代に共感を与えてくれる、優しい気持ちになれる楽曲です。
■終わりに
ロックバンドが歌う食べものソングを紹介してきましたが、お気に入りの曲は発見できたでしょうか。料理や食べ物が思い浮かぶ楽曲を聞いて、本日の献立を決めるのも良いでしょう。また、ご家庭で料理する際のBGMとしてプレイリストを作成してみるのもおすすめですよ。和洋中の食べ物の魅力が詰まった楽曲を何度も聴いてみてくださいね。
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