ダークな雰囲気のアニソン。ファンタジーな世界観の作品を彩る曲

ダークファンタジーや終末感のある物語が展開する作品は幅広いアニメファンから人気を集めていますね。

手に汗握るストーリーや白熱するバトルなど、見どころが詰まったアニメが数多く存在します。

そこでこの記事では、ダークな雰囲気のある作品を盛り上げる楽曲を集めました。

独自の世界観があふれる曲が多く、作品の魅力が伝わるようなサウンドが体験できますよ。

メッセージ性の強い曲から情熱的なバンド演奏が響く曲まで紹介していくので、お気に入りの曲を見つけてみてくださいね。

ダークな雰囲気のアニソン

■幽世 / luz×すりぃ

luz×すりぃの楽曲『幽世』は、2023年にリリースされた、アニメ『ダークギャザリング』のオープニング主題歌です。楽曲は、ダークな雰囲気の中にも希望を感じさせる、力強いロックナンバーです。luzさんの力強いボーカルと、すりぃさんの手がけるサウンドが融合した独自性のある楽曲に仕上がっています。歌詞には、暗闇の中で光を探すような、力強いメッセージが込められています。また、ダークな世界観を表現した、迫力のあるMVも魅力の一つといえるでしょう。

■unravel / TK from 凛として時雨

TK from 凛として時雨の楽曲『unravel』は、2014年にリリースされた曲で、TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』のオープニングテーマとして起用されました。疾走感あふれるギターサウンドと力強いボーカルが特徴的なロックナンバーで、作品の世界観と見事にマッチした楽曲として高い評価を得ています。また、間奏部分にはピアノやストリングスが効果的に使用されており、楽曲に深みを与えています。『unravel』は、ロックファンからも高い評価を得ている楽曲です。

■Dark seeks light / ニノミヤユイ

ニノミヤユイさんの楽曲『Dark seeks light』は、2021年に発売された曲です。アニメ『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』のオープニングテーマとして起用され、ダークな世界観と疾走感のあるメロディーが特徴です。ニノミヤユイさん自身が作詞作曲を手掛け、闇のなかでも明るく照らすような光の部分を全身全霊で表現しています。力強い歌声とエネルギッシュなサウンドが、聴く人の心を奮い立たせるような楽曲です。アニメの世界観と見事にマッチしており、作品をより一層盛り上げています。

■Dark Crow / MAN WITH A MISSION

MAN WITH A MISSIONの『Dark Crow』は、2019年にリリースされたシングルです。アニメ『ヴィンランド・サガ』第2クールオープニングテーマとして起用され、壮大なスケール感と力強いメッセージが込められた楽曲として注目を集めました。ギターリフとドラムの力強いイントロから始まり、エネルギッシュなボーカルが楽曲を牽引します。サビでは、重厚なコーラスが加わり、圧倒的な存在感を放ちます。歌詞は、自身の運命を切り開こうとする強い意志と、葛藤の中で光を求める姿を描いています。作品の世界観とリンクした内容となっており、より深く物語を理解させてくれる要素となっています。

■境界線 / amazarashi

amazarashiの楽曲『境界線』は、2021年にリリースされたシングル曲です。アニメ『86―エイティシックス―』第2クールオープニングテーマとして起用されました。本作は、戦場を舞台に命懸けで戦う人々の葛藤と苦悩を力強く描いた作品です。激しい戦闘シーンを想起させるようなギターサウンドと、秋田ひろむさんの力強い歌声が印象的です。歌詞の内容からは戦場と日常、生と死、希望と絶望など、様々な境界線を感じ取れます。『境界線』は、戦争の残酷さと人間の強さを描いた壮絶な楽曲です。聴く人の心に深い問いかけを残す作品と言えるでしょう。

■ないない / ReoNa

ReoNaさんの『ないない』は、2021年に放送されたアニメ『シャドーハウス』のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲です。ピアノとストリングスを主体とした壮大なサウンドに乗せて、夢や希望、大切な存在への想いを歌い上げています。Aメロでは、喪失感や孤独感を漂わせながらも、どこか希望を求めるような心情が表現されており、葛藤や迷いを乗り越えようとする決意が感じられます。サビでは、壮大なメロディとReoNaさんの力強い歌声が合わさり、聴く人の心に深い感動を与えてくれます。『ないない』は、夢や希望を失いかけている人、大切な存在を失った人、前向きに一歩踏み出したい人にオススメの楽曲です。

■LOVE or HATE? / 前島麻由

前島麻由さんの楽曲『LOVE or HATE』は、アニメ『悪役令嬢レベル99～私は裏ボスですが魔王ではありません～』のオープニングテーマとして書き下ろされた曲です。疾走感のあるロックナンバーで、前島麻由さんの力強い歌声と、エネルギッシュなサウンドが響きます。歌詞の内容は愛と憎しみ、光と闇といった対立する感情をモチーフにしており、主人公は、周囲からの偏見や差別と戦いながらも、自分自身の道を切り開いていく決意を表明しています。『LOVE or HATE』は、夢や目標に向かって努力している人、自分自身を信じて突き進んでいきたい人におすすめの楽曲です。

■Prayer X / King Gnu

King Gnuのシングル『PrayerX』は、2018年にリリースされました。アニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマとして起用され、バンドの存在を広く知らしめるきっかけとなりました。ボーカル、常田大希さんの力強い歌声が印象的なロックナンバーで、疾走感のあるメロディーとエモーショナルな歌詞が特徴です。歌詞は、生きることへの葛藤や虚無感を吐露した内容で、現代社会を生きる人々の共感を呼んでいます。また、ミュージックビデオはアニメーションで制作されており、楽曲の世界観を巧みに表現しています。『PrayerX』は、King Gnuの代表曲の一つであり、ライブでも定番曲として演奏されています。

■Deep down / Aimer

Aimerさんの『Deepdown』は、2022年10月にリリースされたアルバムの表題曲です。アニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマとして起用され、Aimerさん自身初のアニメタイアップ曲となりました。力強いギターリフとエモーショナルな歌声が印象的なロックナンバーで、疾走感のあるメロディと深いメッセージ性が特徴です。歌詞は、内に秘めた強さや葛藤、そして未来への希望を表現しており、作品の世界観と見事にマッチしています。Aimerさんの圧倒的な歌唱力と、作曲を手掛けた永澤和真さんの音楽性が融合した、聴く人の心を揺さぶる楽曲です。

■名前のない怪物 / EGOIST

EGOISTの『名前のない怪物』は、2012年にリリースされたシングルです。アニメ『PSYCHO-PASSサイコパス』のエンディングテーマとして起用され、EGOISTの代表曲の一つとなりました。作曲はryo(supercell)氏で、疾走感のあるロックサウンドと力強いボーカルが特徴です。歌詞は、社会の矛盾や葛藤、そして希望をテーマにした内容となっています。『名前のない怪物』は、アニメの世界観と見事にマッチし、作品をより深く理解させてくれる楽曲です。また、圧倒的な歌唱力も魅力の一つです。EGOISTの『名前のない怪物』は、社会や自分自身と向き合うための力強いメッセージが込められた、聴く人の心に深く響く一曲です。

■UNDER THE TREE / SiM

SiMの『UNDER THE TREE』は、2023年にリリースされたアニメ『進撃の巨人 The Final Season完結編（前編）』のオープニングテーマです。疾走感のあるロックサウンドとMAHさんの力強い歌声が特徴的な楽曲で、作品の世界観を壮大に表現しています。希望の象徴として解釈できます。また、間奏部分にはピアノの旋律が取り入れられており、楽曲に深みを与えています。『UNDERTHETREE』は、SiMの代表曲の一つとして今後も長く愛される作品となるでしょう。

■夜は眠れるかい? / flumpool

映画『亜人』の主題歌として2016年にリリースされたflumpoolのシングル。力強いロックサウンドと壮大な世界観が特徴的な楽曲です。ボーカルの山村隆太さんは、自身の葛藤や苦悩を投影した歌詞を歌い上げ、聴く人の心に深い問いかけを残します。サビでは、希望の光を感じさせるような力強いメロディーが印象的です。作品の世界観と見事にマッチした楽曲であり、映画のテーマをより深く理解させてくれます。flumpoolの代表曲の一つであり、ライブでも盛り上がる一曲です。

■終わりに

さまざまな分野で活躍するアーティストやロックバンドが手がけるダークな雰囲気の曲を紹介してきました。歌詞やメロディー、演奏などから作品の様子が伝わる楽曲が発見できたのではないでしょうか。ワクワクするような展開、どこかミステリアスな音色など、ユニークな発想が活かされた楽曲をプレイリストに追加して聴いてみてくださいね。