■ENDLESS RAIN / X JAPAN
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世界中の音楽ファンから愛される日本を代表するバンド、X JAPAN。彼らが1989年にリリースした『ENDLESS RAIN』は、疾走感のあるロックナンバーで知られる彼らの音楽性をさらに深めたともいえる、ロックバラードです。心がどうしようもなく不安で、切なくなる時に降る雨の日の感情を描いています。美しいピアノの音色と重厚感のあるバンド演奏にのせた、TOSHIさんの透きとおる歌声が心に響くでしょう。後世のミュージシャンにも影響を与えた、雨をテーマにした名曲です。
■群青日和 / 東京事変
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高い技術力を持つメンバーが集まっており、独自の音楽を生み出すロックバンド、東京事変。彼らがデビュー曲として2004年にリリースした『群青日和』は、雨が降る東京を舞台に描く、疾走感のあふれるロックナンバーです。作詞を務める椎名林檎さんの艶やかでクールな歌声と情熱的なバンド演奏がみごとにマッチしています。哲学的でもあり、深いテーマ性を感じられる歌詞からも楽曲の魅力が伝わるでしょう。メロディー、歌詞、歌声のすべてが絡み合うテクニカルなバンド演奏を雨の日に聞いてみてはいかがでしょうか。
■雨の魔法 / indigo la End
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物語性を持つ数多くの楽曲を届けるロックバンドのindigo la End。彼らが2013年にリリースしたアルバム『夜に魔法をかけられて』に収録されたのが『雨の魔法』。降り続く雨の様子を描いたような、しっとりと展開するバンド演奏に癒やされる楽曲です。大切な人に語りかける素直な気持ちを描いた歌詞と温かみのあるメロディーがマッチ。ギター、ベース、ドラムの絡み合うサウンドにのせた、川谷絵音さんのエモーショナルな歌声が響く雨ソングです。雨が降る日、部屋のなかで聴くプレイリストに加えてみてはいかがでしょうか。
■レイニーブルー / 徳永英明
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オリジナルソングだけでなく、カバー曲でも注目を集める徳永英明さん。彼を代表する曲の一つともいえる『レイニーブルー』は1986年にリリースされました。終わりを迎えた恋愛を忘れられずにいる、切ない恋心を描いています。不安や寂しさを感じる雨の日を舞台にした歌詞を優しく包みこむようなシンセの音色にも癒やされるでしょう。大切な人が目の前から居なくなってしまった現実に向き合う失恋ソングです。心が落ち着かない雨の夜に響く名曲を聴いてみてくださいね。
■最後の雨 / 中西保志
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1990年代の音楽シーンをけん引した存在の一人である中西保志さん。彼が1992年にリリースした『最後の雨』は、雨をテーマにしたプレイリストに欠かせない名曲です。美しいシンセの音色を生かしたバンド演奏にのせて、愛する人と過ごす最後の場面が描かれています。誰よりも大切な人だからこそ、離れたくないと強く願う真っすぐな感情が受け取れるでしょう。壮大な展開をみせるメロディーとともに彼のクールかつ情熱的な歌声が響く雨ソングです。ドラマチックな恋物語に胸が打たれるラブソングを聴いてみてはいかがでしょうか。
■ベイビーレイニーデイリー / 神聖かまってちゃん
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独自の世界観を持つ楽曲でリスナーの心をつかむバンド、神聖かまってちゃん。彼らの楽曲の中でも雨の日に聴いてほしい曲といえば、『ベイビーレイニーデイリー』です。美しくもはかないピアノの音色にのせて、大切な人に語りかける場面が描かれています。好きな人を前にして素直になれない感情を描いており、傘に隠れるように本音を伝えられずにいる、切ない恋心に共感する方もおられるでしょう。雨が降る季節のなか、やりきれない思いを抱える方の心に響く優しい楽曲です。
■雨上がりの夜空に / RCサクセション
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日本のロックを語る上で欠かせない伝説のバンド、RCサクセション。彼らの代表曲でもあり、雨の日にこそ聴いていただきたい曲といえば『雨上がりの夜空に』。1980年にリリースされてから幅広い世代に愛されており、桑田佳祐さんをはじめ、さまざまなアーティストにカバーされている名曲です。自動車と愛する人をイメージさせる、独自性のあるフレーズが印象的。雨の天気が変わりはじめた夜に感じる、切なくも素直な感情を描いたロックナンバーです。やりきれない気持ちを吹き飛ばす程の熱いロックを雨の日に聴いてみてはいかがでしょうか。
■終わりに
雨が降るなかで聴いていただきたい曲を紹介しました。お気に入りの曲は見つかったでしょうか。雨が降る日だからこそ、心に寄り添うメッセージやメロディーが心に響くこともあるかと思います。切ない恋心を描いた楽曲だけでなく、燃え上がるような情熱を感じられるサウンドに耳を傾けるのもいいでしょう。年代をこえて、ジャンルの枠をこえて楽しめる音楽をぜひ聴いてみてくださいね。
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