出会いや別れの季節でもあり、どこかエモーショナルな気分になることも多い春の季節。
美しい桜の木が並ぶ姿を見て、春の訪れを感じる方も多いかと思います。
日本には数多くの桜ソングが制作されていますが、この記事では令和にリリースされた桜のうたを集めました。
令和に人気を集めるアーティストが歌う桜ソングがたくさん見つかりますよ。
じんわりと胸に響くメッセージが込められた楽曲から疾走感のある爽やかな桜の曲まで、お気に入りの曲を発見してみてくださいね!
目次
令和の桜ソング
■サクラキミワタシ / tuki.
tuki.さんの『サクラキミワタシ』は、卒業をテーマにした切ないバラードです。TikTokでは卒業式の写真や思い出の動画と共に楽曲を流す投稿がトレンドとなっています。歌詞は、卒業という節目に訪れる別れと、それでも前に進んでいく決意を歌っています。切ない恋心と未来への不安が表現。卒業という経験を持つ人にとっては、共感できる歌詞が心に染み入るでしょう。また、大切な人との別れを経験した人にとっても、心に響く楽曲と言えるでしょう。tuki.さんの透き通るような歌声と、ピアノの旋律が織りなす美しいメロディーは、聴く人の心に深く響きます。卒業シーズンだけでなく、大切な人との別れを感じた時に聴きたい一曲です。
■春泥棒 / ヨルシカ
ヨルシカの『春泥棒』は、2021年にリリースされた楽曲で、TikTokで多くのユーザーが動画投稿に使用したことで人気が爆発しました。春が訪れ、街は桜で彩られる中、主人公は大切な人との別れを経験します。桜の花びらが舞い散る様子は、美しいだけでなく、儚さを感じさせます。歌詞の内容は、春の訪れとともに大切な人も奪われていくという心情が表現されています。TikTokでは、この楽曲に合わせて、桜の風景や卒業式、恋愛の思い出などを投稿するユーザーが多く見られ、それぞれの動画が『春泥棒』の持つ切なさや美しさを表現しています。春が訪れるたびに、多くの人が『春泥棒』を聴き、大切な人との思い出に思いを馳せることになるでしょう。
■サクラウサギ / 川崎鷹也
川崎鷹也さんによる『サクラウサギ』は、2021年にリリースされたピアノバラードです。TikTokで人気に火が付き、2023年にはストリーミング累計再生回数1億回を突破しました。失恋の痛みとそれでも前に進む強さを描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。卒業シーズンを迎える学生の心情を歌ったような歌詞が特徴。TikTokでは、川崎鷹也さん本人も『サクラウサギ』を使った動画を投稿しており、多くのユーザーが思い出の写真や動画にこの曲をBGMとして使用しています。『サクラウサギ』は、失恋の痛みを抱えながらも未来へ向かって歩き出す人を応援してくれる、優しく力強い楽曲です。
■桜恋 / もさを
もさをさんの楽曲『桜恋』は、卒業という節目を迎えた男女の儚い恋を描いた曲です。春という季節を背景に、桜の花びらのように散りゆく恋心と、未来への希望が美しく表現されています。ピアノの旋律に乗せて歌われるメロディーは、どこか懐かしさを感じさせる優しい雰囲気です。サビでは力強さが加わり、主人公の葛藤と決意が伝わってきます。『桜恋』は、卒業という経験を持つ人なら誰もが共感できる曲でしょう。同時に、新たな旅立ちへの期待を抱かせてくれる、前向きなメッセージも込められています。
■桜晴 / 優里
優里さんの楽曲『桜晴』は、2021年にシングルとしてリリースされた、ファンから届いたメールをきっかけに制作された初の卒業ソングです。旅立ちと出会いの岐路に立つ主人公の情景が浮かぶ歌詞と、ピアノとストリングスと優里さんの切なくエモーショナルな歌声が極まった万感の一曲となっています。お世話になった人への感謝の想いを胸に、それぞれの思い出と重なる桜の風景を描きながら、新たな一歩を踏み出す決意を歌い上げています。卒業や旅立ちだけでなく、人生における様々な節目を感じさせる、優里さんの代表曲の一つです。
■桜が降る夜は / あいみょん
あいみょんさんが2022年にリリースしたレコード『瞳へ落ちるよレコード』に収録された楽曲です。TikTokでは、楽曲を使用した動画が多数投稿されています。動画の内容は、桜並木を歩いている様子や、卒業式や入学式などの思い出を振り返るものなど様々です。春を舞台に、別れた恋人への想いを歌った切ないバラードです。桜の花びらが舞い散る夜に、過去の思い出がよみがえり、胸が締め付けられるような心情が表現されています。失恋の痛みや、それでも前に進んでいこうとする女性の心情を歌った、切ないラブソングです。あいみょんさんの力強い歌声と、美しいメロディーが印象的な作品です。
■憂い桜 / あたらよ
あたらよの『憂い桜』は、春を舞台とした儚くも美しい青春ソングです。桜の咲き誇る季節、主人公は卒業という節目を迎え、これまで当たり前だった日常が終わりを迎えることに複雑な思いを抱きます。歌詞には、未来への期待と同時に、過ぎ去っていく日々への喪失感、そして大切な人との別れへの寂しさが切々と表現されています。軽快なメロディーと疾走感のあるバンドサウンドに乗せて歌われるサビは、青春時代の眩しさと、その一瞬一瞬がかけがえのないものであることを思い出させてくれます。聴く人の心に春風を吹き込むような爽やかさと、同時に胸を締め付けるような切なさを感じさせる、あたらよの代表曲の一つです。
■夜桜 / くじら(feat.めいちゃん)
くじら feat.めいちゃんによる『夜桜』は、春を舞台とした切ない恋愛ソングです。淡い恋の記憶と儚い桜を重ね合わせ、美しいメロディーに乗せて歌い上げています。夜の帳が下り、咲き誇る夜桜の下で出会った男女。二人の間には特別な感情が芽生えます。しかし、春は終わりを迎えるように、二人の恋も永遠には続かないことを彼らは知っています。それでも、一瞬一瞬を大切に、共に過ごす時間はかけがえのないものです。夜桜の儚さの中に、未来への希望と、同時に訪れるであろう別れへの寂しさが表現されています。聴く人の心に春風のような爽やかさと、同時に切なさを吹き込む、印象的な作品と言えるでしょう。
■桜月 / 櫻坂46
櫻坂46のシングル『桜月』は、2023年に発売されました。こちらの楽曲は、卒業を控えた大切な存在への心情を歌った切ないバラードです。桜の花びらに例えた儚い恋心と、未来への不安や葛藤を表現しています。楽曲は、力強いストリングスとピアノの音色が印象的で、メンバーの歌声の美しさを引き立てています。ミュージックビデオでは、桜の花びら舞う中、メンバーがそれぞれの思いを表現する姿が美しく表現されています。『桜月』は、櫻坂46の新たな一面を感じられる楽曲として、多くのファンから支持されています。
■拝啓、桜舞い散るこの日に / まふまふ
まふまふさんの楽曲『拝啓、桜舞い散るこの日に』は、2019年にリリースされたアルバム『神楽色アーティファクト』に収録されています。春を舞台に、青春時代の甘酸っぱい恋愛模様を歌ったエモーショナルなロックチューンです。桜舞い散る校舎や、ボロボロになったペンと教科書など、学生時代の象徴的なモチーフが歌詞に登場し、ノスタルジックな雰囲気を演出しています。サビでは、素直になれずにすれ違った恋心への後悔と、それでも前に進む決意を力強く歌い上げています。疾走感のあるメロディーと、まふまふさん渾身の歌声が織り成す楽曲は、春に聴きたい一曲として多くのファンから愛されています。
■桜の時 / aiko
aikoさんのシングル『桜の時』は、2000年にリリースされました。カルピスウォーターのCMソングとして起用され、春らしい爽やかさとaikoさんらしい切ない恋心が表現された楽曲です。イントロのギターリフから始まる軽快なメロディーと、aikoさんの力強い歌声が印象的です。歌詞では、桜の花びらに散る恋を表現しており、春の訪れと共に訪れる別れを歌っています。サビでは春の儚さと恋愛の切なさを表現しています。aikoさんの代表曲の一つであり、多くのファンに愛される楽曲です。
■桜の咲く音がした / =LOVE(イコールラブ)
=LOVEの『桜の咲く音がした』は、2021年に発売されたアルバム『全部、内緒』に収録された楽曲です。桜の花びらが舞い散る春の日、大切な人と過ごした思い出を振り返る切ないラブソングです。疾走感のあるメロディーとメンバーの歌声が、春の訪れと同時に訪れる別れを鮮やかに表現しています。特に、大サビで歌われるフレーズは、儚くも美しい春の情景と、失恋の痛みを象徴的に表しており、聴く人の心に深く響きます。=LOVEの代表曲の一つであり、ライブでも盛り上がる人気曲です。
■終わりに
春の訪れを感じられるような温かみのあるJ-POPを中心に、さまざまな楽曲を紹介してきました。桜の花びらが舞い散るような情景が思い浮かぶバラードから疾走感のあるサウンドが響くナンバーまで、幅広い桜ソングを発見できたかと思います。アイドルやシンガーソングライター、ロックバンドが歌う桜のうたをぜひプレイリストに追加して聴いてみてくださいね。
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