■1984 / andymori
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生まれてから大人になるまで過ごしてきた時間やノスタルジックな風景が描かれた『1984』。独自のロックサウンドで注目を集めたバンド、andymoriが2010年にリリースしたアルバム『ファンファーレと熱狂』に収録されました。バンドのフロントを務める小山田壮平さんが生まれた年がタイトルに採用されており、どこか詩的な魅力を持つ歌詞が展開します。トランペットの温かみのある音色を取り入れたバンド演奏とともに、ゆったりと過ごす夕暮れを癒やすナンバーです。
■ツキミソウ / Novelbright
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夕暮れを迎えるたびに大切な人と過ごした風景を思い出してしまう、切ない心情を歌い上げる『ツキミソウ』。路上ライブをきっかけに注目を集めたロックバンド、Novelbrightが2020年にリリースしました。ストリングスとピアノの絡み合う美しい音色と竹中雄大さんのエモーショナルな歌声がマッチ。どれだけ季節が過ぎたあとも、愛する人のことが忘れられずにいる恋心を描いています。どこか切ない心情を抱える夕暮れを背景に聴きたくなる失恋ソングです。
■夕暮れ feat. HANG / BASI
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会社員として生活する毎日のなか、週末のライブを楽しみにしている人の心情を歌う『夕暮れ feat. HANG』。HIPHOPグループの韻シストのMCを務めるBASIさんが2019年にリリースしたアルバム『切愛』に収録されました。アコースティックギターの温かみのある音色を取り入れたメロウなトラックにのせた、彼らのゆったりとしたフロウが響きます。仕事中に感じるストレスや不安と向き合いながら、大好きな音楽への気持ちが込められたリリックが胸を打つ夕暮れの歌です。
■夕暮れ / THE BLUE HEARTS
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世代をこえて愛されるロックバンド、THE BLUE HEARTSが最後にリリースしたシングル『夕暮れ』。空が夕焼けに染まる景色のなかで感じる素直な思いを描いた楽曲です。シンプルでありながらどこか哲学的なメッセージが感じられる歌詞とともに、温かみのあるメロディーが響きます。真島昌利さんの情熱的なギターリフと甲本ヒロトさんの語りかけるような歌声から、さまざまな感情が読み取れるでしょう。今を生きていることを実感させてくれる言葉が胸を打つロックナンバーです。
■FOMARE / 夕暮れ
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子供のころに過ごした懐かしい風景が目の前に広がる様子を描いた『夕暮れ』。スリーピースロックバンドのFOMAREが2022年にリリースしました。日常生活を送るなかで感じる素直な気持ちを言葉にした歌詞が印象的。家族や友達、恋人との日々を振り返るノスタルジーな場面が歌われています。ストレートかつ重厚なロックサウンドにのせたアマダシンスケさんの歌唱からもエモーショナルな感情が伝わるでしょう。どこか切ない心情を抱える夕暮れの時間に聴きたいロックナンバーです。
■あかねいろ / 佐藤さんと鈴木くん
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アニメ『かいけつゾロリ』エンディングテーマに起用された『あかねいろ』。ゾロリと母親の関係性を描いたような切ないメッセージが心に響くアニメソングです。佐藤さんと鈴木くんによる音楽ユニットが歌唱を担当しており、ギターとシンセの絡み合うサウンドにのせてエモーショナルな歌声を届けています。悲しいことやつらいことがあっても諦めることなく、前に進む勇気や希望が感じられるでしょう。切なくも心温まるメロディーラインとともにじんわりと心を癒やす夕暮れの歌です。
■夕凪 / 羊文学
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大切な人と生きる今の大切さを歌い上げるとともに、夕暮れの景色が目の前に広がる『夕凪』。オルタナティブなロックサウンドを届けるバンド、羊文学が2020年にリリースしたアルバム『ざわめき』に収録されました。温かみのあるギターの音色と優しいコーラスワークとともに、ミディアムテンポのバンド演奏が展開。目指す場所が分からなくても努力する人びとの姿を描いた文学的な歌詞から主人公の姿がイメージできます。うまくいかないことがあっても、愛する人とそばに居られることの幸せを歌う夕暮れソングです。
■終わりに
秋の夕暮れを背景にした音楽を聴いていると、どこかノスタルジーな景色が思い浮かんできますね。じんわりと胸に響く温かいメロディーとともに、風景を眺めるのもいいでしょう。ロックやポップス、ヒップホップなどの幅広いジャンルで語られる秋の夕暮れソングをぜひプレイリストに加えてみてくださいね。
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