【2025】心に響くエモい曲。TikTokでバズった切ない曲

友達や恋人と過ごす日々をつづった動画や切ない心情を言葉にした動画など、多種多様な作品が投稿されるTikTok。

感情的な場面を歌い上げる曲は若者を中心に人気を集めています。

この記事では、SNSで話題を集めたエモーショナルな楽曲をピックアップしました。

TikTokで人気のエモい曲の特徴

■メロディーが心に響く曲

TikTokで話題のエモい曲には、切なさや懐かしさを感じさせるメロディーが多く、心に響くと評判です。シンプルなピアノやギターを基調としたメロディーが、耳に残りやすく、SNSでも多くの共感を集めています。聴くだけで情景が浮かぶような旋律が、日常の一瞬を特別なものに変えてくれるのがエモい曲の特徴です。

■共感を呼ぶリアルな歌詞

エモい曲の歌詞は、日常の悩みや恋愛の切なさなど、リアルな感情をストレートに表現しているものが多いです。こうした歌詞は、10代から20代に特に共感されやすく、SNSで自分の気持ちを伝えるための「音楽の引用」としても人気です。シンプルな言葉が心に刺さり、再生したくなる魅力があります。

■映像と相性の良いリズム

TikTokのエモい曲は、ゆったりしたリズムで、映像に合わせやすいのも魅力です。切ない雰囲気を盛り上げるゆるやかなビートが多く、短い映像にマッチしやすいため、多くのユーザーに利用されています。音楽と映像の融合でさらにエモさが際立ち、シェアや再生回数が増える傾向があります。

【2024】TikTokで人気のエモい曲

■恋する惑星「アナタ」 / 冨岡愛

冨岡愛さんの『恋する惑星「アナタ」』は、軽快なメロディーとキュートな歌詞で、TikTokを中心に人気急上昇した楽曲。

SNS映えするダンスとともに披露される愛する人に向けた気持ちが込められたフレーズが多くのユーザーに共感を呼びました。

曲調はポップスでありながら、どこか懐かしさを感じさせるメロディーで、幅広い世代に親しみやすい音に仕上がっています。

淡い恋心を惑星に例えたユニークな表現で、切なくもピュアな恋心が伝わるでしょう。

TikTokでバズるきっかけとなったダンスは、振り付けが簡単で踊りやすいのが魅力。

カップルや友達同士で踊る動画も多く投稿されており、楽曲の明るい雰囲気にぴったりです。

■ヤングスキニー / ベランダ feat. 戦慄かなの

ヤングスキニーの2024年リリース曲『ベランダfeat.戦慄かなの』は、メジャー2ndEP『不器用な私だから』に収録されています。ボーカルのかやゆーさんと、女優や歌手として活躍する戦慄かなのさんの透き通った歌声が織りなす、切ない青春ラブソングです。夜風が心地よいベランダを舞台に、過去の恋愛を思い出しながら、未来への希望を歌い上げています。ギターのアルペジオとシンプルなバンドサウンドが、楽曲の繊細な雰囲気を表現しています。戦慄かなのさんの歌声は、楽曲に透明感と切なさを加えています。MVは公開されていませんが、歌詞の世界観を想像しながら聴くことができるのも魅力の一つです。恋愛の喜びと苦しみを経験した全ての人に響く、心に染み入る楽曲です。

■幾億光年 / Omoinotake

Omoinotakeが2024年にリリースした『幾億光年』は、壮大なスケール感と切ない歌詞が特徴のラブソング。TikTokで多くのユーザーが動画にBGMとして使用し、大きな注目を集めています。サビのフレーズは、離れていても思いを寄せる相手への気持ちを表現しており、共感を呼んでいます。また、タイトルにもなっているワードは、時間や空間を超えた普遍的な愛をイメージさせ、聴く人の心を揺さぶるでしょう。TikTokでは、『幾億光年』を使った動画が続々と投稿されており、恋愛動画はもちろん、風景動画や思い出動画など、様々なシーンで活用されています。

■だる着のまま迎えに行くよ / KeeP

KeePさんの『だる着のまま迎えに行くよ』は、2023年にリリースされた楽曲です。歌詞は、深夜に突然恋人に会いに行くという内容で、疾走感のあるメロディーとKeePさん独特の歌詞が特徴で、恋人に会いたいという気持ちをストレートに表現しています。また、この楽曲はTikTokで話題となり、多くのユーザーが動画を投稿しています。『だる着のまま迎えに行くよ』は、恋に恋する気持ちを歌った、青春感あふれる楽曲です。KeePさんのファンはもちろん、恋愛ソングが好きな人にもおすすめです。

■タイムパラドックス / Vaundy

2024年にリリースされたVaundyさんの『タイムパラドックス』は、映画ドラえもん『のび太の地球交響楽』の主題歌として多くの人に知られています。TikTokでは、この曲を使用した動画が数多く投稿されており、動画の内容は、時間の壁をこえて展開する物語とマッチした映像を組み合わせたものや、オリジナルの映像で曲の世界観を表現したものなど、様々です。軽快なメロディーと、未来への希望を歌った歌詞が、多くの人の共感を呼ぶ楽曲です。

■ランデヴー / シャイトープ

シャイトープの新境地『ランデヴー』は、2023年4月にリリースされており、シャイトープの新たな音楽性を示す一曲として話題になりました。TikTokを中心に人気が爆発し、ストリーミングサービスでもバイラルヒットを記録しました。軽快なギターサウンドと疾走感のあるメロディーに乗せて、失恋の痛みと虚無感を歌った歌詞が特徴です。恋愛感情に寄り添う歌詞が注目を呼び、TikTokでは様々なカバー動画が投稿されました。MVでは、レトロな雰囲気の街並みを舞台に、男女2人の切ない恋愛模様が描かれています。どこか懐かしさを感じさせる映像美と、楽曲の持つ切なさが絶妙にマッチし、多くの視聴者を魅了しました。『ランデヴー』は、シャイトープの音楽性をより多くの人に知らしめただけでなく、TikTokなどのSNSを通じて音楽の楽しみ方を広めるきっかけにもなったと言えるでしょう。

■何になりたくて、 / ロザリーナ

ロザリーナさんの『何になりたくて、』は、夢を追いかける中で迷子になった人々の心を揺さぶる応援歌です。夢や目標を見失い、社会の歯車としてただ日々をこなしている現状への疑問と葛藤を表現しています。しかし、落ち込むことなく、自分自身と向き合い、本当の幸せを探求していく決意を歌い上げています。TikTokでは、この曲に乗せて、仕事や勉強、恋愛など様々な場面で頑張る人々の姿が多数投稿されています。夢を追いかける全ての人にとって、『何になりたくて、』は背中を押してくれる力強い一曲となるでしょう。

■人生 / コレサワ

シンガーソングライター、コレサワさんの2023年リリース曲『人生』は、TikTokで多くのユーザーに愛され、トレンド入りを果たした楽曲です。軽快なメロディーと親しみやすい歌詞で、人生の様々な瞬間を歌い上げており、聴く人の心を明るくします。自由で楽しい人生を表現した歌詞は恋愛、仕事、友情など、様々な場面で共感を呼んでいます。また、夢を追いかける人への応援歌としても解釈できます。TikTokでは、この曲に乗せて日常のワンシーンを撮影した動画が多く投稿されています。友人との遊び、旅行、仕事など、様々な場面で『人生』をBGMとして使用することで、動画に特別な彩りを添えることができます。コレサワさん自身もTikTokで積極的に活動しており、『人生』のサビに合わせてダンスする動画などを投稿しています。明るく前向きな気持ちになれる『人生』。ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。

■恋だろ / wacci

wacciの『恋だろ』は、2022年にリリースされたポップチューンです。軽快なメロディーとポジティブな歌詞が特徴で、TikTokで人気を博しました。愛する人を思う素直な気持ちが込められたフレーズが多くの人々の共感を呼び、恋愛ソングとしてだけでなく、友情ソングとしても愛されています。また、ドラマ『やんごとなき一族』の挿入歌として起用されたこともあり、幅広い世代に認知されました。wacciのボーカル橋口洋平さんは、この曲について「素直な気持ちを歌った曲」とコメントしており、その真っ直ぐな歌詞が多くの人の心を動かしています。歌ってみた動画や歌詞動画など、様々な動画が楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

■I’m a mess / MY FIRST STORY

2021年7月にリリースされた、MYFIRSTSTORYの『I’m a mess』は、疾走感のあるメロディーと力強いボーカルが特徴的なロックナンバーです。2023年頃からTikTokでバズり、動画再生数は1億回を超えています。自分自身の弱さや葛藤を受け入れ、それでも前に進んでいこうとする決意を感じさせます。MYFIRSTSTORYのライブでは定番曲となっており、観客の一体感は圧巻です。TikTokで話題になったことで、幅広い世代に知られるようになった『I’m a mess』。自分自身を見つめ直したい時、力をもらいたい時にぜひ聴いてみてください。

■ロマンチシズム / Mrs. GREEN APPLE

2019年にリリースされた、Mrs.GREEN APPLEの『ロマンチシズム』は、疾走感のあるメロディーと力強い歌声が魅力的な青春ポップチューンです。TikTokでは、楽曲を使用したサビのダンスを踊る動画が流行しています。恋愛、友情、夢など、様々な『ロマンチシズム』を歌い上げ、聴く人の背中を押してくれるような力強さがあります。MVには、青春時代の様々なシーンが描かれており、楽曲の世界観をより深く味わうことができます。ライブでは、観客と一体となって盛り上がる盛り上がり曲であり、Mrs.GREEN APPLEの代表曲の一つとして多くのファンに愛されています。

■リカ / SIX LOUNGE

2023年に再録された『リカ』は、SIXLOUNGEの代表曲の一つとして人気を博しているロックナンバーです。疾走感のあるメロディーと力強い歌声が特徴で、TikTokで再ブレイクを果たしました。サビの部分で繰り返される繰り返されるフレーズは中毒性があり、聴く人の耳に残ります。また、歌詞の内容は、愛する人との葛藤や苦悩を描いており、共感を呼んでいます。TikTokでは、『リカ』を使った動画が数多く投稿されています。動画の内容は、歌詞に合わせたダンスや歌ってみた動画、オリジナルのストーリーなどを盛り込んだものなど様々です。『リカ』は、TikTokで新たなファンを獲得しただけでなく、ライブでも盛り上がる人気曲となっています。

■晩餐歌 / tuki.

tuki.さんが2023年にリリースした『晩餐歌』は、繊細な歌詞とメロディーが特徴的なバラードです。TikTokで話題となり、多くのユーザーが共感を呼んでいます。愛する人との別れをテーマに、複雑な感情を表現した作品です。ピアノの伴奏に乗せて歌われるtuki.さんの歌声は、儚くも力強く、聴く人の心に深く響きます。愛の葛藤を描いた歌詞と、tuki.さんの歌声が織り成す美しい世界観は、多くの人の心を捉えて離しません。

■少しだけ / 五十嵐ハル

シンガーソングライターの五十嵐ハルさんは、元警察官という異色の経歴を持つアーティストです。2024年にリリースした『少しだけ』は、SNSでの動画投稿で人気に火がつき、多くの人の共感を呼んでいます。この曲は、現代社会を生きる人々の葛藤や不安を、優しくも力強い歌声で表現しています。夢を追いかけながらも壁にぶつかり、もどかしさを感じている人々に寄り添うような歌詞が印象的です。五十嵐さん自身の経験から生まれたリアルな言葉と、メロディーに乗せて届けられるメッセージは、聴く人の心に深く響きます。『少しだけ』は、夢を追いかける全ての人々に勇気を与えてくれる、希望に満ちた楽曲と言えるでしょう。

■そばにいて / 『ユイカ』

『ユイカ』の『そばにいて』はTikTokで多くのユーザーが共感し、動画作成に使用する曲。大切な存在への真っ直ぐな想いを歌った、聴く人の心を温かく包み込む楽曲です。ピアノの優しい旋律に乗せて、ユイカさんの透き通るような歌声が響きます。歌詞には、大切な人への愛情や、離れていても心は繋がっているという温かいメッセージが込められています。サビでは、力強く歌い上げるユイカさんの歌声に、思わず胸が熱くなります。聴く人の背中を押してくれるような、力強いメッセージが込められています。心を温かく包み込むようなメロディーと、真っ直ぐな歌詞が魅力的な『そばにいて』。大切な人への思いを伝えたい時に、ぜひ聴いていただきたい一曲です。

■マルシィ / ラブソング

ロックバンド、マルシィが2023年に配信リリースした『ラブソング』は、ストレートなラブバラードとして話題になりました。TikTokでは、この楽曲を使用した動画が多数投稿され、累計再生回数1億回を超えています。動画の内容は、大切な人との幸せな日常や、恋愛の喜びと切なさなどを感じさせるものです。温かい恋愛模様を伝えるフレーズと絡み合うメロディーからも優しさが伝わります。『ラブソング』は、TikTokを通じて多くの人々に愛されている楽曲と言えるでしょう。

■終わりに

日常に寄り添う音楽があることで、さまざまな感情に向き合うきっかけにもなります。思いを寄せる人やパートナーに向けた素直な思いがあふれだす曲を歌詞や動画と合わせて聴いてみるのもいいでしょう。出会いと別れをテーマにした楽曲からは、どこか青春時代を思い出せるような風景が浮かびます。温かい言葉やメロディーが響くエモい曲をじっくりと聴いてみてください。