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USロックとは?代表的なバンド10選や歴史を徹底解説

アメリカのロック音楽として世界中から親しまれる音楽ジャンルの一つ、USロック。
普段何気なく耳にしている「ロック」という音楽ですが、実はその歴史を辿ると、驚くようなドラマがたくさん詰まっていることを知っていますか?
今回は、世界中の若者を熱狂させてきた「USロック(アメリカのロックバンド)」について分かりやすくお話ししていきますね。アーティストたちの情熱や、名曲が生まれた裏側に迫ってみましょう!

USロックだけでなく、UKロックに興味のある方は下記の記事もチェックしてみてくださいね。


ロックの誕生、そして黄金期へ

ロックがいつ、どこで生まれたのか、気になりますよね。 実は1950年代のアメリカ南部で、それまで別々だった音楽が「まぜこぜ」になって生まれたんです。
黒人音楽のリズム・アンド・ブルース(R&B)と、白人音楽のカントリーが、人種の壁を越えて混ざり合ったのがきっかけでした。 当時のアメリカではまだ人種差別が根強く残っていましたが、音楽だけはそんな壁をひょいと飛び越えてしまったんですね。
1951年、アラン・フリードというラジオDJが、この新しい音楽を「ロックンロール」と呼び始めたことで、その名前が全米に広まりました。 それまでの音楽よりもずっとシンプルで、踊りたくなるような激しいリズムは、当時のティーンエイジャーたちをあっという間に虜にしてしまいました。
彼らはレコーディングスタジオをまるで楽器のように使い、これまでにない不思議で美しいサウンドを作り上げました。 そして1970年代になると、ロックは巨大なスタジアムで数万人が熱狂する「ビッグ・ビジネス」へと成長していきます。
USロック代表アーティスト10選
さて、ここからはUSロックを語る上で絶対に外せない「伝説のアーティストの10曲」をご紹介します!
◾️エルヴィス・プレスリー
【アーティスト紹介】 「キング・オブ・ロックンロール」として、世界中で知らない人はいないスーパースターです。 甘いマスクと情熱的なパフォーマンスで、音楽だけでなく若者のライフスタイルそのものを変えてしまいました。
【代表曲:Heartbreak Hotel(1956年)】 この曲、実は新聞に載っていた「孤独な男の自殺事件」の記事がヒントになって作られたんです。 当時としては珍しい、洞窟の中にいるような響き(エコー)が不気味でかっこいいですよね。 ポップ、カントリー、R&Bの3つのチャートで同時に1位になるという、とんでもない記録を作った曲でもあります。
◾️ザ・ビーチ・ボーイズ
【アーティスト紹介】 カリフォルニアの青い空と海を象徴するバンドですが、実は「スタジオの魔術師」と呼ばれるほど凝った音作りをすることで有名です。 特にリーダーのブライアン・ウィルソンは、ロックを芸術の域にまで高めた天才として敬愛されています。
【代表曲:Good Vibrations(1966年)】 この曲は「ポケット・シンフォニー(持ち運べる交響曲)」と呼ばれています。 リーダーのブライアンがこだわりすぎて、完成までに何ヶ月もかかり、当時の金額で数千万円という信じられない制作費がつぎ込まれました。 バラバラのパーツを録って後で組み合わせるという、今では当たり前の手法を世界で初めて本格的に取り入れた歴史的な1曲です。
◾️イーグルス
【アーティスト紹介】 1970年代のウェストコースト・ロックを代表する、美しいハーモニーが武器のバンドです。 ベストアルバムがアメリカで史上最も売れたアルバムの一つになるなど、まさに「国民的バンド」といえる存在ですね。
【代表曲:Hotel California(1976年)】 イントロのギターを聴くだけでワクワクする名曲ですが、この場所は実は架空の場所なんです。 アメリカン・ドリームを求めてやってきた若者たちが、華やかな生活の裏側にある「闇」に飲み込まれていく様子を比喩的に表現しています。
◾️ブルース・スプリングスティーン
【アーティスト紹介】 ファンからは「ボス」と呼ばれ、アメリカの労働者階級の声を代弁し続けてきた熱い男です。 飾らない言葉で社会の現実を歌う彼の姿勢は、多くの人々に勇気を与えてきました。
【代表曲:Born in the U.S.A.(1984年)】 イントロが力強くて旗を振って歌いたくなるのでよく「愛国歌」と思われますが、実は悲しい歌なんです。 歌詞をよく読むと、ベトナム戦争から帰ってきたのに国から冷たくされる若者の苦しみを描いています。 メッセージを力強いサウンドに隠して届ける、まさにロックな1曲ですね。
◾️ガンズ・アンド・ローゼズ
【アーティスト紹介】 1980年代後半、派手で安全なロックが多かった時代に、剥き出しの「危険な香り」をまとって登場した伝説のハードロックバンドです。 ボーカルのアクセルとギターのスラッシュという、最強のアイコンが揃っていました。
【代表曲:Welcome to the Jungle(1987年)】 ボーカルのアクセル・ローズがニューヨークに降り立った時、ホームレスに怒鳴られた実体験が元になっています。 「自分がどこにいるか分かってんのか?ジャングルだぜ!お前は死ぬんだよ!」という言葉がそのまま歌詞に使われました。 過酷なストリートで生き残るための「叫び」が詰まった、これぞハードロックという名曲です。
◾️メタリカ
【アーティスト紹介】 「スラッシュメタル」という激しいジャンルを、世界中のチャートの1位にまで押し上げたモンスターバンドです。 重厚なサウンドと緻密な楽曲構成で、メタルを一つの巨大な芸術にまで昇華させました。
【代表曲:Enter Sandman(1991年)】 重厚なギターリフがカッコいいこの曲は、子供が見る「悪夢」をテーマにしています。 実は、最初の歌詞はもっと恐ろしい内容だったのですが、プロデューサーのアドバイスで今の形に書き換えられました。 そのおかげで、世界中で売れるメガヒット曲になったと言われています。
◾️ニルヴァーナ
【アーティスト紹介】 1990年代に「グランジ・ブーム」を巻き起こし、当時の若者の代弁者となったシアトル出身のバンドです。 中心人物のカート・コバーンの生き様は、今もなお世界中のファンに影響を与え続けています。
【代表曲:Smells Like Teen Spirit(1991年)】 1990年代の音楽をたった一晩で変えてしまったと言われる、革命的な曲です。 タイトルの「ティーン・スピリット」は、実は当時流行っていた消臭剤の商品名でした。 そんな偶然の落書きから生まれた曲が、若者たちの「心の叫び」として爆発的なヒットとなったのは面白いですよね。
◾️フー・ファイターズ
【アーティスト紹介】 ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールが、カートの死後に結成したバンドです。 今や世界で最も愛される現役ロックバンドの一つとして、数々のスタジアムを沸かせています。
【代表曲:Everlong(1997年)】 有名な司会者のデヴィッド・レターマンが「心臓手術から復帰した時に自分を励ましてくれた一番大切な曲だ」と公言した曲です。 デイヴたちはツアーをキャンセルしてまで、彼の復帰番組に駆けつけてこの曲を演奏しました。 疾走感の中に、誰かを大切に思う気持ちがギュッと詰まった名曲ですね。
◾️レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
【アーティスト紹介】 ファンクとロックを融合させた独自のサウンドで、唯一無二の存在感を放つLA出身のバンドです。 「レッチリ」の愛称で親しまれ、メンバーそれぞれの個性がぶつかり合うライブパフォーマンスは圧巻です。
【代表曲:Californication(1999年)】 死の淵をさまよった天才ギタリスト、ジョン・フルシアンテがバンドに復帰して最初に作られたアルバムのタイトル曲です。 ゆったりとした哀愁漂うサウンドに乗せて、ハリウッド文化が世界を侵食していく様子を歌っています。 ジョンの奏でるギターが、まるで歌っているかのように響くのが本当に美しいですよ。
◾️リンキン・パーク
【アーティスト紹介】 ロック、ラップ、電子音楽を融合させた「ニュー・メタル」の旗手として、21世紀のロックを定義したバンドです。 ボーカルのチェスター・ベニントンのエモーショナルな歌声は、今も多くの人の心に刻まれています。
【代表曲:In the End(2000年)】 激しいギターに、ラップと歌を完璧にミックスさせたサウンドは、当時とても新鮮でした。 「一生懸命やって、ここまで来たけれど、結局は何も残らなかった」という歌詞は、多くの人の共感を呼びました。 YouTubeでも10億回以上再生される、時代を超えたモンスターヒット曲です。
これからのロックはどうなるの?
「ロックはもう古いんじゃない?」なんて言う人もいますが、決してそんなことはありません。 最近ではSNSや動画サイトを通じて、何十年も前の名曲が再び注目されたり、新しい世代のバンドが懐かしいサウンドを取り入れたりしています。
ストリーミングサービスのおかげで、私たちはいつでも好きな時に、50年前のエルヴィスの歌声から、最新のロックバンドまで聴くことができます。 ロックは形を変えながら、いつの時代も私たちの「退屈」や「不安」を吹き飛ばしてくれるものだと私は思っています。


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