タイトルや歌詞に動物が入るJ-POP。人気の動物ソング20選

 
タイトルや歌詞に動物が登場するJ-POPをお探しの方もおられるのではないでしょうか。動物をモチーフにした楽曲は、そのイメージから感情が伝わりやすく、聴く人の心に温かさや癒やしを届けてくれます。かわいらしいものからパワフルなものまで幅広いジャンルが揃っており、歌詞の世界観に引き込まれることでしょう。

【この記事に登場する動物】
猫
フラミンゴ
クマ
イヌ
フクロウ
ネズミ
etc…

タイトルや歌詞に動物が入るJ-POP。人気の動物ソング20選

◾️愛猫 / biz×ZERA feat LOLUET

biz×ZERA feat LOLUETの『愛猫』は、感情がゆっくりと波打つようなR&Bナンバーです。

猫をテーマにしながら、人との距離感や静かな想いを描いています。

誰かと向き合うとき、言葉にできない気持ちってありますよね。

この楽曲は、そんな曖昧な関係の中にある切なさを、落ち着いたビートに乗せてじんわり届けてくれます。

ボーカルのやりとりも、まるで心の中の声が交差しているように響きます。

猫のように、近づきすぎず離れすぎない関係性に、ふと共感してしまう一曲です。

◾️Flamingo / 米津玄師

米津玄師の『Flamingo』は、不思議な引力を持った一曲です。

フラミンゴという鮮やかな動物のイメージが、サウンドや歌い回しに自然と溶け込んでいます。

どこか危うい空気をまといながら、リズムに身をまかせていると、気がつけばこの世界に引き込まれているんです。

音が跳ねるたびに、裏側に隠れた感情が浮かび上がってくるような感覚。

ただ派手なだけじゃない、冷たさや不安も含んだ色合いが、この楽曲の魅力なのかもしれません。

思い浮かぶ情景がどこか異国的で、まるで夢のなかを歩いているような気持ちになります。

◾️ぼくはくま / 宇多田ヒカル

宇多田ヒカルの『ぼくはくま』は、誰かと目を合わせてふっと笑い合いたくなるような楽曲です。

くまというキャラクターを通して、何気ない日々の中にある思いを、優しくすくい取って届けてくれます。

言葉はとても少なく、音も静か。でもそのぶん、想像する余白がたくさんあるんです。

子どもと過ごす時間、大人がふと立ち止まる時間、どちらにもやさしく寄り添ってくれます。

何を伝えたいのかを探すというより、ただそこにある音や声に身をゆだねてみてください。

くまという存在が、ほんのり温かな気持ちを運んできてくれるはずです。

◾️感情のピクセル / 岡崎体育

岡崎体育の『感情のピクセル』を聴いていると、頭の中がちょっと不思議な動物園になります。

リスやサイなど、唐突に登場する動物たちが、感情の断片とともに飛び込んできて、自然と笑ってしまうような仕上がりです。

だけどふざけているわけではなく、むしろ日常の中にある違和感やリアルな気持ちをしっかり掘り下げているんです。

ひとつひとつの音に意図があって、ユーモアと皮肉のバランスが絶妙。

動物の名前が連なることで、感情の揺れやテンションの上下が視覚的にも浮かび上がります。

おかしさと鋭さが混ざった世界観を、気軽に楽しんでみてください。

◾️猫になりたい / スピッツ

スピッツの『猫になりたい』は、誰かにそっと寄り添いたくなる夜にぴったりの一曲です。

猫のように自由で、だけどどこかさみしそうな距離感が、音や言葉の中にやわらかく漂っています。

何かを強く訴えるわけではなく、ただそばにいることの尊さを静かに伝えてくれるようです。

ギターの音色はあたたかく、歌声もやさしく揺れていて、聞いていると心が静かにほどけていきます。

誰かを大切に思う気持ちがあるなら、この楽曲がそっと背中を押してくれるかもしれません。

猫という存在に重ねた想いが、音のなかにそっと息づいています。

◾️ラブラドール・レトリバー / AKB48

AKB48の『ラブラドール・レトリバー』は、初夏の風のように爽やかなポップソングです。

人懐っこくて優しい犬の姿が、恋のはじまりと重なって描かれているんです。

言葉よりも前に気持ちが動いてしまう瞬間、きっと誰にでもありますよね。

この楽曲は、そんな小さなきっかけを見逃さずに切り取ってくれます。

軽やかなビートにのせて、心が少しずつ弾む感覚が広がっていきます。

風景のなかに動物の気配が混ざることで、思い出が一段とやさしく色づくようです。

季節を肌で感じたくなる、そんな一曲です。

◾️レオ / 優里

優里の『レオ』は、家族のように寄り添ってくれた存在を思い出させてくれる楽曲です。

レオという名前を持つ犬との日々が、少しずつ語られていく展開に、心が静かに動かされます。

大切な存在との別れって、なかなか言葉にできないものですよね。

だけどこの曲は、音楽という形でその想いを受け止めてくれるような気がします。

ギターの響きもあたたかくて、まるでひとつひとつの記憶を撫でていくようです。

動物と過ごす時間のかけがえのなさに、静かに向き合いたくなる一曲です。

◾️イヌ / きゃない

きゃないの『イヌ』は、まっすぐすぎるほど不器用な感情を描いたロックナンバーです。

犬のように誰かを思い続ける気持ちって、時には自分でも持て余すことがありますよね。

この楽曲は、そんな抑えきれない心の動きを、鋭いギターと熱を帯びた声で表現しています。

自分だけが立ち止まっているような感覚、その孤独さが胸に刺さります。

感情を整理するよりも先に、まず音にぶつける。

そんな衝動がこの一曲に詰まっているんです。

無防備さを隠せないその姿に、共感する人も多いのではないでしょうか。

◾️忠犬ハチ / ツユ

ツユの『忠犬ハチ』は、孤独や報われなさを真正面から描いた切ない楽曲です。

タイトルが示すように、忠誠を尽くす犬のような姿に、人間の心を重ねていく構成になっています。

報われない想いを抱えても、それでもそばにいたいという気持ち。

それがどれほど苦しいことか、聴きながら考えさせられます。

ピアノと声が交錯しながら、静かに胸の奥に響いてきます。

誰かを強く想ったことがある人なら、この曲に重なるものを見つけられるかもしれません。

傷つくことを恐れず、まっすぐであることの意味を問いかけてくれます。

◾️赤い首輪 / 吉田山田

吉田山田の『赤い首輪』は、時間の経過とともに変わっていく関係を描いた一曲です。

赤い首輪というワンシーンに、過去と今が重なって見えてくるようです。

大切にしていた存在が、そばにいなくなる日がくるなんて、想像もできなかった頃。

その思い出に優しく触れながら、過去を振り返るように歌が進んでいきます。

シンプルな編成で奏でられる音が、感情のゆらぎを丁寧にすくい上げているようです。

犬という存在を通して描かれる記憶の断片は、ふとした瞬間に胸を締めつけるような温度を持っています。

◾️K / BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENの『K』は、猫を主人公とした壮大なストーリーが展開されるロックナンバーです。

小さな命が誰かを守ろうとする姿には、思わず胸を打たれてしまいます。 猫という存在に、こんなにも強くて優しい感情を重ねることができるなんて驚かされますよね。

ギターとドラムの疾走感のなかに、揺るぎない想いが込められているように感じます。

力や立場では測れない尊さがあることを、そっと教えてくれる一曲です。

物語に入り込むような感覚で、じっくりと向き合いたくなります。

◾️猫とアレルギー / きのこ帝国

きのこ帝国の『猫とアレルギー』は、距離感や違和感に静かに揺れる気持ちを描いた一曲です。

タイトルの組み合わせからも、不思議な関係性が伝わってきますよね。

猫という存在は、近くにいてもすべてを明かさないような独自の空気を持っています。 その距離が、ときに切なさや焦りに変わることもある。 この楽曲は、そんな心の揺れを淡々としたサウンドの中に閉じ込めています。

感情を声にすることの難しさ、でも伝えたいという想い。 その矛盾をやさしく包み込むような作品です。

◾️cat2 / [Alexandros]

セットリスト4曲目です。

[Alexandros]の『cat2』は、軽やかなリズムと浮遊感のある音像が印象的なロックナンバーです。

猫の気まぐれで掴みきれない感じが、音のすき間から漂ってくるように感じられます。

言葉の選び方もどこか曖昧で、それが余計に魅力を引き立てています。 完全にわかりあえなくても、惹かれてしまう存在ってありますよね。 この曲には、そんな関係性が静かに描かれているようです。

日常にふと溶け込んでいくような、でも確かに何かが残る。 猫というモチーフが、不確かさの中にあたたかさを運んでくれます。

◾️猫の惑星 / 打首獄門同好会

打首獄門同好会の『猫の惑星』は、猫に囲まれた夢のような世界をコミカルに描いた楽曲です。

ユーモラスな歌詞と勢いあるバンドサウンドが合わさって、不思議な中毒性を生み出しています。 猫と暮らしている人には、共感できる場面が次々と浮かんでくるのではないでしょうか。

リズムもクセになるような展開で、思わず笑顔になってしまいます。 でも、その中にちゃんと愛情が詰まっているからこそ、心に残るのだと思います。 にぎやかで、ちょっとおかしくて、でもすごく愛しい。

そんな猫たちとの世界が音で広がっていく楽曲です。

◾️NEKOSAMA / キュウソネコカミ

キュウソネコカミの『NEKOSAMA』は、猫の王様をテーマにしたユニークで勢いのあるロックソングです。

日常で見かける“猫あるある”が、爆発するようなテンションで音にされています。 猫に振り回される人間の姿って、ちょっと情けなくて、でも放っておけないですよね。

この曲はそんな構図をコミカルに描きながら、猫へのリスペクトも感じさせてくれます。

怒涛の展開に思わず笑いながら、愛おしさもこみ上げてくる。 猫をテーマにしながら、バンドらしさを全開にした一曲です。 気分が沈んでいるときにも元気をくれる存在かもしれません。

◾️Kitchen / 04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabysの『Kitchen』は、動物たちの視点で描かれたような日常と愛情がミックスする楽曲です。

キッチンという舞台で、何気ない瞬間が特別な時間に変わっていくのが伝わってきます。

さまざまな動物がいることで変わる風景や空気感を、軽快なバンドサウンドで包み込んでいます。

ユーモアも感じられる歌詞が、心にふっと入り込んでくるようです。 日常に動物がいる楽しさを、自然なかたちで表現されています。

音のなかにあるあたたかさが、聴く人それぞれの生活と重なる楽曲です。

◾️ざつにどうぶつしょうかい / ヤバイTシャツ屋さん

ヤバイTシャツ屋さんの『ざつにどうぶつしょうかい』は、ゆるくて勢いのある動物ソングです。

たくさんの動物が登場するこの曲は、聴いていると自然と笑顔になってしまいます。

ユーモア全開の歌詞に加え、スピード感あふれるサウンドが合わさって、クセになる仕上がりです。 どの動物にも親しみがあり、テンポよく紹介されるリズムが耳に心地よく残ります。

難しいことは考えずに楽しめるこの一曲は、疲れた気持ちにも元気を届けてくれるようです。 動物の魅力とバンドの遊び心が見事に混ざり合った作品です。

◾️犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう！ / Official髭男dism

Official髭男dismの『犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう！』は、愛情と葛藤を動物に例えて描いたポップソングです。

犬派と猫派、どちらがいいかというテーマを通して、お互いの違いを受け入れる大切さが見えてきます。

軽快なピアノとリズムに乗せて、ふたりの関係がユーモラスに描かれているのが印象的です。

動物そのものよりも、それにまつわる価値観や性格の違いがやさしく浮かび上がってきます。 明るく聴こえる中にも、どこか切なさや愛しさが潜んでいる一曲です。

◾️フクロウ / サカナクション

サカナクションさんの『フクロウ』は、静けさの中に潜む鋭さと幻想的な風景が共存する楽曲です。

夜を舞台にしたような音の構成が、フクロウという動物の存在感を引き立てています。

エレクトロとロックが混ざり合い、不思議な浮遊感と緊張感が交錯します。 街の喧騒から離れ、遠くを見つめるような孤独と冷静さが描かれているようです。

フクロウが象徴する静かな強さと観察する視線が、音の中に深く刻まれています。 思索的な時間を過ごしたいときに寄り添ってくれるような一曲です。

◾️夢みるドブネズミ / ネクライトーキー

ネクライトーキーさんの『夢みるドブネズミ』は、切実な願いをストレートな言葉と音で描き出したロックナンバーです。

ドブネズミという存在に、自分の居場所を求める感情を重ねたような一曲です。 アップテンポの演奏に乗って叫ぶように展開される中で、純粋な思いや葛藤がまっすぐ響いてきます。

動物を通じて描かれる人間らしさが、この楽曲には強く刻まれています。 突き刺さるようなギターやドラムの音が、まるで生きることへの衝動を代弁してくれているようです。

心の奥を掘り起こされるような体験ができる楽曲です。

まとめ

動物をテーマにしたJ-POPは、その独特の世界観と共感を呼ぶ歌詞で幅広い世代から支持されています。紹介した楽曲は、どれも動物のイメージを巧みに活かし、心に響くメロディーが特徴です。普段のプレイリストに加えるだけで、癒しや元気をもらえるはず。ぜひお気に入りの動物ソングを見つけて、日常に彩りを添えてみてください。