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音楽サブスクはもったいない?そう感じる理由や無駄づかいしない方法を解説

「音楽サブスク、結局あんまり聴かないし、毎月お金を払うのはもったいないなぁ…」 そう感じているあなたは、きっと少なくないはずです。
だって、昔はCDを買って、好きな音楽を自分のものにしていましたよね 。お金を出して手に入れたものが、いつでも手元に残る安心感がありました。それが今は、形のないデータを毎月借りているようなもの。1億曲以上聴けると言われても、結局はいつも同じ曲ばかり聴いてしまい、「これって、損しているのかな?」とモヤモヤしてしまう気持ち、すごくよく分かります。

saku
Webディレクター
日本最大手の音楽メディア編集者 | 5年間ディレクションやライターを担当。アーティストインタビューやライブレポート、特集記事の企画・編集を手がけ、数多くの音楽情報を届けてきた実績を持つ。
音楽好きの知りたい情報を発信
複数サイトを運営するディレクター

はな
都内で働く20代後半の会社員。10代のころからロックバンドやアイドルのCDを多数所持していたが、現在は主にサブスクで音楽を聴いている。
・自分に合ったプランを選ぶためのチェックポイント
・無駄なく楽しむための具体的な活用術
・サブスクを続けるべき人・解約した方がいい人の特徴

著者コメント
この記事では、音楽サブスクのメリットやデメリットをわかりやすく解説していくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
ナイル株式会社が運営するAppliv TOPICSによる調査によると、10代20代の音楽配信サービスの利用率は6割を超える結果になりました。Apple MusicやSpotifyの人気が高く、若い世代にとっては音楽の聴き方が変わったことが分かりますね。
参考:約半数が音楽配信サービスを利用 10代20代は6割超え 人気は「Spotify」「Apple Music」
もったいないの正体って何だろう?
CDからサブスクへ、音楽の楽しみ方が変わった


昔、私たちはCDショップに行って、お気に入りのアーティストのCDを手に取り、それを家に持ち帰るのが当たり前でした 。コレクションが増えていくのが、音楽好きの証でもありましたよね。
でも、音楽サブスクは、この音楽を所有するという考え方をガラッと変えました。まるで図書館のように、膨大な数の音楽を好きなときに聴ける権利を手に入れたんです。
データが教えてくれるもったいないのヒント
私たちがサブスクを「もったいない」と感じるのには、ちゃんとした理由があります。人それぞれの理由をここでは考えていきましょう!
理由①:お財布への負担、そして聴かなきゃ損という気持ち
音楽サブスクを解約した人の多くが、「お金」や「コスト」に関することを理由に挙げています。
「思っていたよりも利用しなかった」とか、「もっとたくさん聴かなければ損な気がする」という声がほとんどです。たしかに、月に数曲しか聴かないのであれば、1曲ずつ購入する方が安く済むかもしれません。でも、それは本当にお得なのでしょうか?



著者コメント
私も、昔は「たくさん聴かなきゃもったいない!」と焦っていた時期がありました。でも、この気持ちにとらわれてしまうと、音楽を心から楽しめなくなってしまいますよね。
理由②:無料でも聴けるから…?
「YouTubeで無料で聴けるから、サブスクはいらないかな」という声もよく聞きます。特に若い世代の方にとっては、無料サービスが当たり前になっていますよね。
でも、無料サービスにはちょっぴり不便なこともあります。スマホの画面を閉じると音楽が止まってしまったり、聴いている途中で突然広告が流れたり…。せっかく音楽を楽しんでいるのに、集中が途切れてしまうのは、ちょっと残念な気持ちになりますよね。



著者コメント
私は、集中して作業をしているときに広告が流れると、もう「ああああ!」ってなっちゃいます(笑)。音楽サブスクにお金を払うって、実は邪魔されずに、快適に音楽を楽しむ時間を買っているんだと思います。
音楽サブスクVS無料サービス
「もったいない」と感じる気持ちは、あなたの音楽の聴き方を見つめ直すことで解決できるかもしれません。下の表を見て、あなたがどんな風に音楽と付き合いたいか、考えてみましょう。
項目 | CD・ダウンロード購入 | 音楽サブスク(有料) | 無料サービス |
聴く曲数 | 好きなアーティストの曲だけ、数曲 | 毎月4曲以上の新しい曲を聴く人 | 決まった曲をBGMとして少しだけ |
音楽との向き合い方 | 特定のアーティストを深くじっくり聴きたい | いろんなアーティストやジャンルを探検したい | 手軽に好きな曲を聴きたい |
お財布事情 | 1曲150〜255円、アルバムは約3,000円 | 月額約1,000円が目安 | お金はかからないけど、快適さを我慢する |
音楽のカタチ | ずっと手元に残る所有物 | 期間中だけ聴ける利用権 | 特定の曲を聴ける権利 |
新しい音楽との出会い | 聴く曲がだいたい決まっている | 知らなかった音楽とたくさん出会える | 聴く曲はあまり変わらない |
この表を見れば、毎月たくさんの新しい曲を聴くあなたには、サブスクの方がずーっとお得なことが分かります。反対に、特定の曲しか聴かないあなたは、無理にサブスクに入らなくてもいいかもしれません。
サブスクで無駄づかいしないための工夫
使い方を見える化してみる
通勤中に同じ曲ばかり、帰宅後に数回だけ…なんてことも。
まずはお気に入り曲やアーティストをプレイリストにまとめて、「どんな曲をよく聴くか」をざっくり記録してみましょう。


すると、料金と使い方がリンクして納得感が出ますし、新しい曲に挑戦するタイミングも見えてきます。ちょっとした工夫で、なんとなく登録しているだけのもったいなさを減らせるんです。



私もついサブスクに登録して満足していたけど、実際どれだけ聴いているかを見てみると意外と偏りがあることに気づきました。
料金と満足度をセットで考える
「月額料金がもったいないかも…」と思うこともありますが、重要なのは費用ではなく満足度です。
私の場合、映画1本分くらいの値段で毎日好きな音楽を楽しめていると思うと、充分お得に感じます。
逆にほとんど聴けていないなら一度解約するのもあり。サブスクは再登録も簡単なので、必要な時だけ使う感覚でOKです。
人気の音楽サブスクリプションサービス3選 | |||
---|---|---|---|
![]() ![]() Apple Music | 【広告なしで1億曲以上が聴き放題】 ・Apple製品(MacやiPad)と相性が良い ・ダウンロードした曲をオフライン再生 ・ファミリープランで最大6人まで共有可能 | ||
![]() ![]() Spotify | 【有料プランは機能制限なし】 ・無料プランと有料プランあり ・プレイリスト共有が無料で使用可能 ・音楽だけでなくポッドキャストも楽しめる | ||
![]() ![]() YouTube Music | 【YouTubeをもとに音楽が聞ける】 ・音声のみモードで音楽を聴ける ・カバー曲やファンコンテンツが楽しめる ・無料プランでも特定の曲をフル再生できる |



料金と満足度を意識するだけで、「無駄に払ってるかも…」というモヤモヤがぐっと減りますよ。
無料サービスと上手に使い分ける
フリープランや試聴を活用
サブスクは便利ですが、すべてを契約する必要はありません。
私はまずYouTubeや各サービスの無料プランで曲をチェックしてから、お気に入りだけサブスクに追加しています。
通勤中や休憩時間に「この曲気になる!」と思ったときに試せるので、後悔も少なくなります。
無料プランで曲の雰囲気を確かめて、気に入ったものだけライブラリに入れると、毎月の支払いも納得感がありますし、新しいジャンルにも挑戦しやすいです。



上記のように、YouTubeには無料で聴ける音楽が数えきれない程ありますよね。これらをプレイリストに追加して楽しみながら、お気に入りの曲だけ都度購入するのも良いかと思います。
複数サブスクを同時契約しない
複数サービスに登録すると、どれも中途半端になりがち。私も昔はあれこれ登録して「結局あまり聴けてない…」ということがありました。
まずは1つのサービスに絞って、ラインナップや操作感を確認するのがおすすめです。
必要になったら別のサービスを1か月だけ試すくらいで十分!
月額料金を無駄にせず、音楽ライフをもっと楽しむための工夫として、契約は最小限に抑えるのが賢い使い方です。
商品 | 通常プラン | ファミリープラン | 学生プラン | 楽曲数 | 音質 |
---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() Apple Music | 1,080円/月 (10,800円/年) | 1,680円 | 580円 | 1億曲以上 | 256kbps ハイレゾ対応 |
![]() ![]() Spotify | 980円 (9,800円/年) | 1,580円 | 480円 | 1億曲以上 | 最大320kbps |
![]() ![]() YouTube Music | 1,080円/月 (10,800円/年) | 1,680円 | 580円 | 非公開 | 最大 256kbps |
![]() ![]() Amazon Music Unlimited | 1,080円/月 Prime会員:980円 (9,800円/年) Prime会員のみ | 1,680円 | 580円 | 1億曲以上 | 320kbps ハイレゾ対応 |
![]() ![]() LINE MUSIC | 980円 (9,600円/年) | 1,680円 | 480円 | 1億曲以上 | 最大 320kbps |
![]() ![]() Rakuten Music | 980円 (9,300円/年) モバイル会員:780円 (楽天カード) | 480円 | 1億曲以上 | 最大 320kbps | |
![]() ![]() AWA | 980円 (9,800円/年) | 480円 | 1億5千万 曲以上 | 最大 320kbps | |
![]() ![]() KKBOX | 980円 | 1億曲以上 | 最大 320kbps |
サブスクに登録しておくメリット
音楽サブスクって、つい毎月お金がかかるものというイメージで考えがちですが、実は日常をかなり豊かにしてくれるサービスなんです。
私も最初は必要かな?と迷ったけど、登録してみたら通勤電車の時間が一気に楽しくなりました。
仕事終わりの帰り道に、気分に合わせてプレイリストを選べるのも最高。



登録しておくことで、新しいアーティストに出会えたり、昔好きだった曲をふと思い出せたりと、音楽の幅がぐっと広がります。ここでは、そんなサブスクならではのメリットをいくつか紹介していきますね。
スマホの容量を気にしなくていい!
「新しいアプリ入れたいのに、容量が足りない!」って経験、ありませんか?CDやダウンロード購入だと、音楽データがどんどんスマホの容量を占めてしまいます。
でも、サブスクは基本的にインターネットで音楽を聴くストリーミング再生なので、スマホの容量をほとんど使いません 。これで、容量不足のイライラから解放されますね。もちろん、ダウンロード機能を使えば、電波がない場所でも安心して音楽を聴くことができます。
空間オーディオやロスレスオーディオが楽しめる
「せっかくならいい音で音楽を楽しみたい!」そんなあなたの想いに、サブスクは応えてくれます。
例えば、Apple Musicには、まるで目の前で演奏しているかのような臨場感が味わえる空間オーディオや、よりクリアな音を楽しめるロスレスオーディオという特別な機能があります 。
リアルタイムの歌詞表示機能
音楽は、一人で聴くだけじゃないですよね。 最近のサービスは、音楽をみんなで楽しむ機能も充実しています。曲の歌詞がリアルタイムで表示される歌詞表示機能は、カラオケの練習にもぴったりです。
また、友達と一緒に同じ曲を聴いて盛り上がれるグループセッションや、みんなで好きな曲を集めてひとつのプレイリストを作れるコラボリストなんて機能もあります。



遠く離れた友達とも、音楽で繋がれるなんて素敵ですよね。
まとめ
音楽サブスクは、使い方によってはコストパフォーマンスの高いサービスです。無駄にしないためには、プレイリストを作って聴く習慣をつけたり、移動や作業中に再生するタイミングを決めるのがおすすめです。新しい音楽との出会いも増え、毎月の料金をより価値あるものにできます。



自分のライフスタイルに合った楽しみ方を見つけて、サブスクを最大限活用してみてください。
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