夏の暑さを吹き飛ばす邦ロック。爽やかな雰囲気の曲

■夏のまほろ　/ ハルカミライ

どこか遠い夏のノスタルジーな景色が広がるロックナンバーといえば『夏のまほろ』。ロックバンドのハルカミライが2020年にリリースしたアルバム『THE BAND STAR』に収録されました。懐かしい日々の記憶を思い返しながら、熱く燃え上がる感情を描いています。やるせなさや切なさを乗りこえて、自分らしく前に向かって進む姿を歌う歌詞が心を熱くするでしょう。シンプルなバンド編成だからこそ、それぞれの楽器の魅力が伝わる夏ソングです。夏の暑さにも負けないほどのロックを聴いてみてくださいね。

■夏の奇跡 / KALMA

永遠のようで、一瞬のような夏のできごとを歌う『夏の軌跡』。若者を中心に人気を集めるロックバンドのKALMAが2021年にリリースしました。夏が来るたびに思い出すであろう、大切な思い出を作っていることに気づかせてくれるメッセージが詰まっています。どれだけ季節をこえても忘れない日々とともに、まだ見えない明日に向かって歩いていこうという情熱が伝わるでしょう。クラシカルかつ壮大なサウンドとともに、情熱的なバンド演奏が響くメロディアスな楽曲です。

■君と羊と青 / RADWIMPS

青春時代の駆け抜けるような思い出の場面がつぎつぎと頭に浮かんでくる曲といえば『君と羊と青』。幅広い世代から人気を誇るロックバンドのRADWIMPSが2011年にリリースしたアルバム『絶体絶命』に収録されました。印象的なギターリフから幕を開ける、テクニカルかつ爽やかなロックサウンドが響きます。たった3分弱の楽曲の中で、目まぐるしく展開するサウンドからも青春の勢いが感じられるでしょう。熱く燃え上がるような夏にぴったりな楽曲をぜひプレイリストに加えてみてくださいね。

■夏を生きる / 緑黄色社会

ポップスからロック、バラードまで幅広い楽曲で人気を集めるバンド、緑黄色社会。彼らが2020年にリリースしたアルバム『SINGALONG』に収録された『夏を生きる』は、大切な人に向けた恋愛感情が描かれた夏ソングです。どこか切なく熱い感情をみごとに描いており、努力することで明日が見えることを伝えてくれます。ピアノを主体とした爽やかなロックサウンドにのせた、長屋晴子さんの透きとおるような歌声も癒やしをくれるでしょう。ドラマチックな恋愛物語が頭に浮かぶナンバーを夏に聴いてみてはいかがでしょうか。

■夏 / PEDRO

うだるような夏の暑い季節にぴったりなロックナンバーといえば、ロックバンドのPEDROが2021年にリリースした『夏』。暑さにやられてやる気が出なかったり、アンニュイな気持ちになることもありますよね。そんな感情に寄り添うメッセージが詰まっており、夏らしさを感じられる作品に仕上がっています。せまりくるようなバンド演奏にのせたアユニ・Dさんの話しかけるような歌声からも心情が伝わるでしょう。サビで大きな盛り上がりを見せる、情熱的なサウンドに耳を傾けてみてください。

■言って。 / ヨルシカ

若者を中心に絶大な支持を集める音楽ユニット、ヨルシカ。彼らの代表曲の一つともえいる『言って』は、2017年にリリースされたアルバム『夏草が邪魔をする』に収録されました。情熱的なギターリフを生かしたバンド演奏にのせて、ボーカルのsuisさんの透きとおるような歌声が展開します。愛する人が遠くにいってしまった悲しみを描いており、さまざまな感情を短いフレーズに込めた物語が胸を熱くする楽曲です。詩的な要素も含む、切なさと勢いを感じられる独自の魅力が詰まったナンバーを聴いてみてくださいね。

■フルドライブ / KANA-BOON

日本のロックフェスに欠かせない存在として活躍するバンド、KANA-BOON。彼らが2014年にリリースした『フルドライブ』は、夏の幕開けとともに勢いよくスタートしたい方にぴったりなロックナンバーです。四つ打ちで刻むドラムにのせた情熱的なバンド演奏が体を揺らします。サビで何度も繰り返すフレーズとともに、皆で一緒に歌やクラップを楽しむのもいいでしょう。ドライブやカラオケ、ライブなど幅広い夏の舞台を盛り上げる楽曲です。夏の暑さを吹き飛ばすサウンドをぜひ体験してみてください。

■終わりに

夏の暑さを吹き飛ばすには、疾走感のあふれるロックナンバーが欠かせませんよね。今回紹介した楽曲とともに、太陽が照りつける季節を乗りこえましょう。恋愛や人生、友達のことを歌ったものなど幅広いテーマの曲を取り上げているので、ご自身の気分に合ったものを選んでくださいね。夏といえば情熱だけでなく、どこか切なさを感じさせるところもポイント。すぐに終わってしまう短い季節だからこそ、全力で楽しむ夏のおともに聴いてみてくださいね。