ロキノン系とは?音楽の特徴や年代別の代表的なアーティストを解説

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【2000年代】ロキノン系バンド

2000年代は、青春や文学、ギターロックを中心としたバンドが数多く輩出された時代です。この時期に登場したバンドたちは、10代~20代前半の等身大の心情を、叙情的な歌詞とメロディで表現し、CDセールスやフェス出演を通して若者の圧倒的な支持を集めました。

2000年代に活躍したロックバンドは、2020年~の邦楽ロック
シーンにも多大な影響
を与えており、現在でも軽音バンドや
カラオケで歌や演奏が楽しまれています。

【特徴】
中高生・大学生の共感を呼ぶ青春ソング
英語詞よりも日本語の美しさや響きを重視
ライブパフォーマンスや歌詞に重きを置く
雑誌「ロッキンジャパン」との連動でフェスシーンが拡大
大学サークルや地方出身のライブハウス系出身バンドが台頭

◾️BUMP OF CHICKEN

独自の世界観を持つサウンドと温かいメッセージ性をもつ歌詞で、多くの心を動かしてきたBUMP OF CHICKEN。2001年のROCK IN JAPAN FESTIVAL、GRASS STAGEにて初出演。当時からその表現力は突出しており、青春の痛みや希望を描いた楽曲群は世代を超えて広がりを見せています。メンバー同士の強い絆とバンドとしての一貫した音楽性が、長年にわたり多くのリスナーを惹きつけ続けている理由のひとつです。いまや邦楽ロックを語る上で欠かせない存在といえるでしょう。

◾️ASIAN KUNG-FU GENERATION

鋭さと温かさを併せ持つロックサウンドで多くの支持を集めるASIAN KUNG-FU GENERATIONは、2024年のROCK IN JAPAN FESTIVALにも出演し、長年にわたってフェスと共に歩んできました。キャッチーなギターリフと日本語ロックとしての芯の強さを感じさせる歌詞は、初期から一貫してバンドの魅力です。アニメ主題歌などで幅広い層に知られる一方で、ライブハウスからフェスまで変わらない熱量を届ける姿勢が多くの共感を呼んでいます。

◾️ELLEGARDEN

疾走感あふれるバンドサウンドと英語詞を主体とした独自のロックスタイルで支持を集めるELLEGARDENは、2024年にROCK IN JAPAN FESTIVALへ出演。活動休止を経てもなお多くのファンから熱烈に支持され、再始動後も精力的にライブ活動を続けています。海外のパンク・エモを消化しながらも、どこか温もりのあるサウンドでリスナーの心を捉えるそのスタイルは、日本語ロックの中でも特異な輝きを放ち続けているのでしょう。

◾️RADWIMPS

独自の言語感覚と音楽性で異彩を放つRADWIMPSは、その影響力の大きさから、バンド単体で雑誌が何冊も発売されるほどの注目を集めています。深い哲学や感情を繊細に紡いだ歌詞と自由度の高いサウンドアプローチが融合し、シーンの中でも唯一無二の存在感を示してきました。映画音楽での評価も高く、国内外を問わず多くのリスナーを魅了しています。その活動の幅広さは、ロックバンドという枠を超えた創造力の証と言えるでしょう。

参考:ワールドツアー日本公演2日目完全レポート

◾️Base Ball Bear

青春の日々を切り取ったような瑞々しい歌詞と、洗練されたギターロックサウンドで長年にわたり支持されているBase Ball Bearは、ROCK IN JAPAN FESTIVALに10回以上出演。楽曲ごとに異なるテーマや時代背景を取り入れながらも、一貫して自分たちの視点を大切にするその姿勢は、リスナーに寄り添い続ける力となっています。フェスでは世代を問わず楽しめるライブパフォーマンスを披露し、着実にその存在感を高めてきました。

◾️9mm Parabellum Bullet

鋭利なギターリフと強靭なリズムセクションが生み出す圧倒的なライブサウンドで知られる9mm Parabellum Bulletは、ロックフェスティバルの常連としても高い人気を誇っています。激しさと繊細さが同居した楽曲は、初期から現在に至るまで一貫した美学のもとに構築されており、観客を一瞬で引き込むライブの迫力は群を抜いています。耳に残るフレーズと視覚に訴えるパフォーマンスで、ロックシーンにおける確かな地位を築いてきたバンドです。

◾️the band apart

ジャンルの垣根を越えた自在なアンサンブルと、洗練されたサウンドでファンを魅了してきたthe band apartは、2004年のROCK IN JAPAN FESTIVAL・LAKE STAGEに出演。ジャズやファンク、オルタナティブなど多様な要素を取り込みつつも、彼ら独自のポップセンスによって聴きやすく仕上げられた楽曲は、聴くたびに新たな発見があります。派手さよりも音楽そのものを追求する姿勢が、多くの支持を集める理由です。

◾️ストレイテナー

エモーショナルな歌声と、骨太なバンドサウンドが融合した楽曲で多くのファンに支持されてきたストレイテナーは、ROCK IN JAPAN FESTIVALにもたびたび出演。メンバーチェンジを経ても揺るがない音楽性と、常に進化を続ける創作姿勢は、結成から20年以上を経てもなお輝きを放ち続けています。耳に残るメロディと、心に響く歌詞が織りなす世界観は、ロックの持つ多様性と奥深さを教えてくれる存在です。

◾️フジファブリック

独特の詩世界と多彩な音楽性で知られるフジファブリックは、2005年のROCK IN JAPAN FESTIVAL・LAKE STAGEに出演。ポップでありながらも一筋縄ではいかないコード進行や展開が魅力で、リスナーの想像を超える楽曲づくりが高く評価されています。志村正彦氏の在籍時はもちろん、その後もバンドとして進化を重ね、音楽に対する真摯な姿勢を保ち続けていらっしゃいます。現在も多くのファンを惹きつける存在でございます。

◾️シュノーケル

透明感のあるボーカルと爽快なメロディで注目を集めたシュノーケルは、2006年のROCK IN JAPAN FESTIVAL・WING TENTに出演。日常に寄り添うような優しい歌詞と、シンプルながら心を打つサウンドが特徴で、2000年代の青春ロックを象徴する存在のひとつとも言えるでしょう。一度聴くと耳に残る親しみやすい楽曲は、当時のフェスの雰囲気を思い起こさせる懐かしさと共に、今もなお愛され続けています。

2000年代の代表的なロキノン系アーティスト
・ART-SCHOOL
・藍坊主
・AJICO
・ACIDMAN
・ASPARAGUS
・アナログフィッシュ
・アンダーグラフ
・THE イナズマ戦隊
・嘘つきバービー
・OGRE YOU ASHOLE
・8otto
・音速ライン
・ガガガSP
・銀杏BOYZ
・グループ魂
・ザ・クロマニヨンズ
・GOING UNDER GROUND
・GOING STEADY
・GO!GO!7188
・サンボマスター
・the chef cooks me
・SHAKALABBITS
・少年カミカゼ
・Syrup16g
・SUPER BEAVER
・School Food Punishment
・相対性理論
・曽我部恵一BAND
・downy
・チャットモンチー
・チリヌルヲワカ
・椿屋四重奏
・10-FEET
・DOES
・TRIPLANE
・NICO TOUCHES THE WALLS
・The NOVEMBERS
・The Birthday
・THE BACK HORN
・BEAT CRUSADERS
・HiGE
・THE PREDATORS
・THE BAWDIES
・POLYSICS
・マキシマムザホルモン
・RIZE
・凛として時雨
・LOST IN TIME
・ROSSO
・ROTTENGRAFFTY

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